2010年11月26日 (金)

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控え室に届けられた差し入れの数々。奥のほうに見えるカラフルな将棋盤(?)も本局の差し入れの1つだそう。現在、井上八段の検討盤として活躍中である。

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(オシャレな将棋盤・・・というより風呂敷のようにも見える)

(若葉)

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写真上は午後の控え室。

先ほど村田智弘六段が控え室を訪れ、検討に加わっている。盤を1面使って本局を検討しているのは、大盤解説も務めていた稲葉四段と菅井四段の井上門下コンビと、村田智弘六段&智穂女流初段の兄妹コンビ。

もう1面の盤は、本局ではもはやお馴染みとなった有吉九段vs永瀬四段。有吉九段は、永瀬四段の姿を見つけると実に嬉しそうに声をかける。永瀬四段の棋風が大山康晴十五世名人を彷彿とさせるのか、しきりに「大山流が・・・」と言っているのが聞こえてくる。

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(本局の検討陣。左から、稲葉四段、村田女流初段、村田六段、菅井四段。)

(若葉)

15時になり、両対局者に午後のおやつが出された。

注文は、両対局者ともにイチゴタルト。渡辺竜王は2日間同じメニューとなった。飲み物は、渡辺竜王がホットコーヒー、羽生名人がホットレモンティー。

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(若葉)

Hatakeyaman_2 チャット解説の畠山成七段に現局面の形勢判断をお聞きしました。


Photo_29 <駒の損得> 竜王52 - 名人48

名人の一歩損で通常は一歩損ぐらいなら互角ですが、攻める展開の先手にとって歩は大きいと見ました。

<駒の働き> 竜王52 - 名人48

▲3七桂と△8一桂の差は先手が働いていますが、狙われる可能性があります。△5五銀と先手の持ち駒の銀では△5五銀のほうが効いていると見ます。

<玉の安全度> 竜王44 - 名人56

しばらく後手は先手の攻めを受け止める展開になるので。

<総合> 竜王50 - 名人50

竜王も不安はあるし、名人も攻めが少し細いと感じていると思うので、両者自信なしの互角かと思います。この「両者自信なし」の概念が将棋界に認められたのは、この10年以内だと思います。 昔は片側が自信なしなら、片一方は良いのではとの考えがありましたから。

(若葉)

加古川市民会館で行われている現地解説会の模様をお伝えする。

記者が市民会館を訪れると、解説を担当していたのは地元加古川の加古川観光大使稲葉四段と、弟弟子の菅井四段(ともに井上八段門下)。本譜は中盤の急所を迎えていて長考が続いているが、両解説者にとっても難しい局面。様々な変化が現れては消えていった。ただし一貫して述べられていたのは、「先手がやや難しそうだ」ということだった。

菅井 「先手が良いと思っていたんですが、攻めきるのは難しいですね」

稲葉 「歩がないので・・・」

会場内からも、「△3六歩だと・・・」などと知り合い同士で検討する囁き声が聞こえた。

Iriguti

(現地大盤解説会場。「小ホール」だが、かなり大きい。職員の方の話によると、500人ほど収容できる広さなのだそうだ。)

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(解説の菅井四段。考え込む場面がよく見られた。)

Inaba

(稲葉四段)

Kaijou

(会場は大盛況。250人ほどのファンが詰めかけている。)

(若葉)