2010年11月26日 (金)
午後の控え室(1)
午後のおやつ
畠山成幸七段の形勢判断 - 64手目
チャット解説の畠山成七段に現局面の形勢判断をお聞きしました。
名人の一歩損で通常は一歩損ぐらいなら互角ですが、攻める展開の先手にとって歩は大きいと見ました。
<駒の働き> 竜王52 - 名人48
▲3七桂と△8一桂の差は先手が働いていますが、狙われる可能性があります。△5五銀と先手の持ち駒の銀では△5五銀のほうが効いていると見ます。
<玉の安全度> 竜王44 - 名人56
しばらく後手は先手の攻めを受け止める展開になるので。
<総合> 竜王50 - 名人50
竜王も不安はあるし、名人も攻めが少し細いと感じていると思うので、両者自信なしの互角かと思います。この「両者自信なし」の概念が将棋界に認められたのは、この10年以内だと思います。 昔は片側が自信なしなら、片一方は良いのではとの考えがありましたから。
(若葉)
大盤解説会 - 二日目
加古川市民会館で行われている現地解説会の模様をお伝えする。
記者が市民会館を訪れると、解説を担当していたのは地元加古川の加古川観光大使稲葉四段と、弟弟子の菅井四段(ともに井上八段門下)。本譜は中盤の急所を迎えていて長考が続いているが、両解説者にとっても難しい局面。様々な変化が現れては消えていった。ただし一貫して述べられていたのは、「先手がやや難しそうだ」ということだった。
菅井 「先手が良いと思っていたんですが、攻めきるのは難しいですね」
稲葉 「歩がないので・・・」
会場内からも、「△3六歩だと・・・」などと知り合い同士で検討する囁き声が聞こえた。
(現地大盤解説会場。「小ホール」だが、かなり大きい。職員の方の話によると、500人ほど収容できる広さなのだそうだ。)
(解説の菅井四段。考え込む場面がよく見られた。)
(稲葉四段)
(会場は大盛況。250人ほどのファンが詰めかけている。)
(若葉)









