2010年11月26日 (金)

大盤解説会 - 二日目

加古川市民会館で行われている現地解説会の模様をお伝えする。

記者が市民会館を訪れると、解説を担当していたのは地元加古川の加古川観光大使稲葉四段と、弟弟子の菅井四段(ともに井上八段門下)。本譜は中盤の急所を迎えていて長考が続いているが、両解説者にとっても難しい局面。様々な変化が現れては消えていった。ただし一貫して述べられていたのは、「先手がやや難しそうだ」ということだった。

菅井 「先手が良いと思っていたんですが、攻めきるのは難しいですね」

稲葉 「歩がないので・・・」

会場内からも、「△3六歩だと・・・」などと知り合い同士で検討する囁き声が聞こえた。

Iriguti

(現地大盤解説会場。「小ホール」だが、かなり大きい。職員の方の話によると、500人ほど収容できる広さなのだそうだ。)

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(解説の菅井四段。考え込む場面がよく見られた。)

Inaba

(稲葉四段)

Kaijou

(会場は大盛況。250人ほどのファンが詰めかけている。)

(若葉)