カテゴリ「第34期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2021年8月 6日 (金)

10時、対局が始まりました。藤井王位・棋聖の振り歩先による振り駒の結果、と金が3枚出て八代七段の先手に決まっています。

Img_2330(初手を指す八代七段。駒音を立てず、静かな着手だった)

Img_2334(藤井王位・棋聖は△8四歩と飛車先の歩を突いた)

Img_2336

Img_2337

本局は動画中継サイト「ABEMA」で生中継が行われます。詳細は以下のとおり。

開場:9時30分(25時まで)
解説:中川大輔八段、長岡裕也六段、渡辺和史四段
聞き手:貞升南女流二段、塚田恵梨花女流初段

Photo_5

Photo_2

第34期竜王戦決勝トーナメントは、永瀬拓矢王座がひと足先に挑戦者決定戦三番勝負進出を決めました。本日はもうひと枠を懸けて、藤井聡太王位・棋聖(2組優勝)と八代弥七段(2組2位)が争います。
対局は関西将棋会館「御上段の間」で、8月6日(金)10時開始。持ち時間は各5時間。先後は振り駒で決定します。

中継は棋譜コメント入力を夏芽記者、ブログを武蔵が担当します。どうぞよろしくお願いします。

【第34期竜王戦 決勝トーナメント】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/tournament.html

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/34/ryuou202108060101.html
Photo(今朝の大阪は薄い雲がかかっている)

2021年7月28日 (水)

Dsc_7739(永瀬王座は2度目となる挑戦者決定三番勝負に進出した)

Dsc_7764(梶浦七段は難しい局面もあったようだが、チャンスを生かせず敗退)

Dsc_7773(読売新聞観戦記解説担当の佐々木勇気七段が見守る)

本日の中継は以上です。最後までご観戦いただき、ありがとうございました。

Dsc_7697勝った永瀬王座。「序盤で早い段階から予定と外れてしまって。▲5六角(37手目)と打っていったんですが、うまく対応されて苦しい展開になってしまって。挑決は2回目ですので、相手はまだ決まっていませんが、しっかり準備したいと思います」

Dsc_7723敗れた梶浦七段。「もしかしたら途中であまりよくない順を選んでしまったのかなと思います。竜を作られてこちらがイヤな格好でした。△4一角(68手目)と打つようでは自信がなかったです。最後のほうはもしかしたら何かあったかもしれませんが、わからなかったです。力一杯指したかなと思いますが、力及ばずでした」

Dsc_7714(主催社インタビューに答える永瀬王座)

20210728u▲6六同金に梶浦七段は△7四歩。すかさず▲6四桂と打たれて攻守が入れ替わってしまったようです。以下△6一玉▲5三桂△同金▲7三銀と進み、先手が勝勢になったようです。

20210728q激しい戦いが続いています。△5五角(1図)以下、▲7七歩△同桂成▲同金上△8五桂(2図)と後手が執拗に先手の玉頭を攻めています。後手は角筋を生かして攻めを続けることができるのでしょうか。

20210728r