感触のよさそうな手 図は△7七同角成▲同桂に△4六歩と突いた局面。△4六歩に▲同飛は△5五角がある。▲同歩は△8六歩から△7六歩の筋がある。△4六歩は感触のよさそうな手と評判だ。先手の千葉七段は△4六歩にどう応対するか。 (△4六歩で敵陣を崩しにいった深浦九段)
ゆっくりと局面が進む 49分の考慮で指された△8六歩に対して、36分使って▲7八金と応じた。午後に入って、進行がスローになってきている。 (駒がぶつかって、神経の使う局面が続いている。互いに手が止まりがちになる)
昼食休憩 △2二角に千葉が10分使って昼食休憩。消費時間は▲千葉七段1時間14分、△深浦九段34分。対局は12時40分に再開される。昼食の注文は、千葉七段が「チキンカツ丼+みそ汁」(ふじもと)。深浦九段の注文はなかった。 (写真左がとんかつのふじもと。右は将棋会館の出前でおなじみの千寿司)
千葉七段が動く 図は10時47分、先手の千葉七段が▲3五歩と動いた局面。▲3五歩は25分の考慮だった。玉の囲いに手数を掛けず、積極的な印象で、練りに練ってきたのだろう。素早く動いた先手に対して、後手がどう応じるのか。 (11時前から駒がぶつかった。果敢な動きは実るのか。写真は開始前、気息を整える千葉七段)
開始前の特別対局室 (開始前、懐中時計のチェーンを巻く深浦九段) (駒袋を開ける前に、深浦九段は左腕で指す旨を千葉七段に告げる。負傷していた右腕はまだ完治していないようだ) (駒を並べる千葉七段) (深浦九段の振り歩先で振り駒。と金が3枚出て、千葉七段の先手に決まった)