カテゴリ「第31期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2018年7月13日 (金)

第31期竜王戦(主催:読売新聞社、特別協賛:野村證券)決勝トーナメント、深浦康市九段(2組2位)-千葉幸生七段(3組優勝)戦は7月13日(金)東京・将棋会館「特別対局室」で10時に開始されます。
持ち時間は各5時間。先後は振り駒によって決定されます。
本局の勝者は、4強入りを懸けて1組2位の豊島将之八段と対戦します。

中継は棋譜コメント入力が睡蓮、ブログを吟が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。

【読売新聞(YOMIURI ONLINE)】
http://www.yomiuri.co.jp/

【野村證券】
http://www.nomura.co.jp/

本局は将棋プレミアム、AbemaTVで生中継されます。

将棋プレミアムは中継は対局開始から、解説は16時開始予定。解説者は金井恒太六段、聞き手は高浜愛子女流2級。
【将棋プレミアム】
http://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=d2c9d28b3f2d0a2af08954381a640ea9

AbemaTVの解説は高野秀行六段、西尾明六段、門倉啓太五段、聞き手は貞升南女流初段、中村桃子女流初段。
【AbemaTV】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DMJT2KCieMHbtB

2018年7月11日 (水)

感想戦は約20分で終わりました。佐藤九段は序盤の見落としが響いたようです。

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次回の中継は7月13日(金)、深浦康市九段(2組2位)-千葉幸生六段(3組優勝)戦です。そちらもお楽しみに。

対局が再開されてから、テンポよく進んでいます。▲4五桂と歩頭に跳ねたのが、勢いのある攻めでした。

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狙いは△4五同歩に▲5五角。△6二銀と辛抱しても、▲5五角△6四歩▲4四角△3二玉▲5四銀で、攻め駒が前進する先手ペースです。
実戦の進行は▲4五桂に△同歩▲5五角△3三角▲8二角成△4六歩▲同飛です。

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後手は△4五歩と受けると、歩が1枚になります。以下▲6六飛に、単純に飛車角交換して△2九飛は、▲3九歩で止まるので迫力がありません。しかし、飛車を取らずに歩で先手玉に味つけしようとすると、▲7一飛に△5一歩の底歩が打てなくなります。

後手が▲4六飛の王手をどう受けるか、簡単ではありません。

Dsc_2189(昼食休憩再開後の佐藤九段。19時12分、残り時間は15分になった)

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18時、図の局面で佐藤九段が34分使って、夕食休憩に入りました。休憩時間は18時から40分間です。消費時間は▲増田2時間35分、△佐藤4時間23分(持ち時間は各5時間)。出前注文は、増田六段が「肉豆腐定食」(みろく庵)、佐藤九段が「チキンカツ定食」(ふじもと)。

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(佐藤九段は残り1時間を切り、時間早見表が出されている)

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佐藤康九段は2時間13分の考慮で△4三銀と上がりました。増田六段がノータイムで▲5五銀と歩を取ると、△7三角と据えています。自陣角は銀と飛車をにらんでいます。

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