カテゴリ「第30期竜王戦七番勝負第4局」の記事
2日目 午前のおやつ
封じ手開封
指し手再現
封じ手は▲2四歩
注目されていた封じ手は▲2四歩。検討陣はほとんど予想していない手でした。
立会人の中村修九段は「▲2四歩は△同歩と△同銀で後手は迷います。ただ、渡辺竜王も▲2四歩が当初からの予定だったかどうか」と話しています。
夕食会のメニュー
2日目の動画中継
2日目の動画中継の詳細は以下の通りです。
【将棋プレミアム】
解説:高見泰地五段 聞き手:貞升南女流初段
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=a8d9bc9fb7da8830d8399393156f30a8
【ニコニコ生放送】
解説:藤井猛九段 聞き手:藤田綾女流二段 ゲスト:佐藤康光九段、森内俊之九段。
http://live.nicovideo.jp/gate/lv306362321
【AbemaTV】
解説:深浦康市九段、木村一基九段 聞き手:安食総子女流初段、飯野愛女流1級。
https://abema.tv/channels/shogi/slots/8XAjme5P4djRGB
2日目の大盤解説会
2日目の大盤解説会の詳細は以下の通りです。
【現地大盤解説】※定員に達したため、締め切り
日時 2日目 11月24日(金)9時~終局(受付開始:20時)
参加費 2,000円 ※入浴はプラス500円
解説 屋敷伸之九段、佐藤紳哉七段、高浜愛子女流2級
HP https://www.shogi.or.jp/event/2017/09/30_11.html
【東京・将棋会館】
日時 2日目 11月24日(金)
場所 将棋会館2階研修室 15時30分開場 16時開始
参加費 一般 2,000円
支部会員・女性・学生・60歳以上・身障者 1,500円
全席自由席(立ち見も出来ます)
途中、次の1手の出題あり(正解者には呈賞)
解説 中原 誠十六世名人、小倉久史七段
HP https://www.shogi.or.jp/dojo/event/
【関西将棋会館】
日時 11月24日(金)17時開始
場所 関西将棋会館道場
解説 山崎隆之八段、里見咲紀女流初段
参加費 一般1,500円・支部会員1,200円、ほか各種割引あり
【新橋西口SL広場】
日時 11月24日(金)18時開始
場所 新橋西口SL広場前
参加費 無料
解説 鈴木大介九段、藤森奈津子女流四段、梶浦宏孝四段
HP https://www.shogi.or.jp/event/2017/10/304sl.html
【東海普及連合会】
日時 11月24日(金)16時から終局まで (早期終局の場合も午後20時までは開催)
場所 読売新聞中部支社 5階会議室(地下鉄東山線伏見駅徒歩7分)
解説 杉本昌隆七段 、中澤沙耶女流初段
参加費 1,500円(1ドリンク付き) 定員100人
HP http://www.geocities.jp/shogi_tokai/profile.html
地元、三条市では現地のほかに、以下の場所で大盤解説インターネット動画ライブ中継が行われる予定です。
【中央公民館】
日時 11月24日(金)13時~21時30分
場所 3階講義室
参加費 無料
HP http://www.city.sanjo.niigata.jp/shougaigakushu/page00402.html
【八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」】
日時 11月24日(金)13時~21時30分
場所 2階 大宴会場
参加費 要入館料
封じ手
封じ手予想
立会人や大盤解説を担当する棋士に封じ手予想を聞きました。
立会人の中村修九段「封じ手は▲6五歩(参考図)が有力です。▲2四歩を利かそうとするのは△同銀▲4四角△3三銀で△3六歩が残って危険でしょう。ここからの進行は方針を見ないとわかりません。▲6五歩は押さえ込みを図りつつ、角を追って強く攻める含みがあります。後手は6筋の歩を交換して6二銀が使いやすくなりました。その活用を先手は間に合わせたくありません。渡辺竜王の攻め、羽生棋聖の受けが予想されます」
新聞解説の中田宏樹八段「▲6五歩(参考図)といったん押さえたいですね。優劣とは関係ないですが、渡辺竜王の▲6五歩(33手目)が思いきった序盤の勝負手で、積極的な感じです。羽生棋聖は自然に指していると思います。じっくり時間を使う戦いになりそうです」
大盤解説担当の屋敷伸之九段「皆さんが▲6五歩を予想しているようですが、▲6八飛(屋敷九段予想図)はいかがでしょうか。
ここまで両者が強く戦っています。その流れが2日目も続いて、激しい展開になりそうです。一手一手が難しく、差がつくといっぺんにダメになる恐れがあるため、長考が相次ぎそうです」
大盤解説担当の佐藤紳哉七段「封じ手は▲6五歩(参考図)が第一感です。明日は午前から中央で勢力争いになりそうです。午後から本格的な戦いに移り、そして、すべての駒が働く熱戦になるかと思います」
大盤解説担当の高浜愛子女流2級「矢倉戦で▲2五歩(9手目)と突き越すのが最近主流で、じっくりした展開になると思いました。渡辺竜王はじっくり固めて様子を見ることが多いと思いましたが、長考されて▲6五歩(33手目)で一気に戦いになりました。今後の進行に注目しています。封じ手は▲6五歩(参考図)だと思います」