カテゴリ「第29期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2016年6月30日 (木)

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▲8四飛に永瀬六段が21分使って昼食休憩に入った。消費時間は▲阿部健七段43分、△永瀬六段59分。昼食の注文は阿部健七段が「カツカレー」(ほそ島や)、永瀬六段が「特上にぎり」(さび抜き)と「ネギトロ巻」(千寿司)。対局は12時40分に再開される。

Dsc_0063 (昼食休憩時の特別対局室)

Dsc_0065 (先手の阿部健七段側から見た盤面。▲8四飛の局面で昼食休憩)

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Dsc_0061 (東京・将棋会館1階では、盤駒はもちろんのこと、各種グッズも販売されている)

Dsc_0054 (渡辺明竜王位扇子「人事天命」)

Dsc_0055 (阿部健七段の著書。『四間飛車激減の理由』と兄弟子の三浦弘行九段との共著『三浦&阿部健の居飛車研究』も販売されている)

Dsc_0059 (永瀬六段の著書。『永瀬流 負けない将棋』)

書籍はいずれもマイナビ出版。

将棋グッズは日本将棋連盟オンラインショップでもご購入いただけます。
http://www.rakuten.co.jp/shogi/ 

 

阿部健七段と永瀬六段は第45回奨励会三段リーグ戦で四段昇段を決めた。2009年10月プロ同期デビュー。棋士番号は永瀬六段276、阿部健七段が277。

20160630_110912_3  (上からズラリと現役棋士が並ぶ第45回奨励会三段リーグ戦表)

阿部健七段は第41期新人王戦優勝。
永瀬六段は第43期新人王戦優勝、第2期加古川青流戦優勝。

永瀬六段は現在、第87期棋聖戦五番勝負で羽生善治棋聖に挑戦中。タイトル戦登場は永瀬六段が先ということになった。ただし七段昇段は阿部健七段が先行した。今期竜王戦2組2位で、来期の1組昇級が決まり、七段昇段となった。

両者の過去の対戦は1度ある。2013年6月に行われた第26期竜王戦ランキング戦4組決勝。
角換わり腰掛け銀になり永瀬五段(対局時)が86手で制した。

Dsc_0032 (再び竜王戦で激突した両者。決勝トーナメントの大舞台で、どのような戦いを繰り広げるのか)
   

Dsc_0001 (9時53分、駒袋を開ける阿部健七段)

Dsc_0009 (駒を並べる阿部健七段)

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Dsc_0025 (阿部健七段の振り歩先で振り駒が行われた。歩が多く出ると阿部健七段が、と金が多く出ると永瀬六段が先手になる。結果は歩が4枚。阿部健七段の先手に決まった)

 

Dsc_0034 (定刻の10時、一礼して対局開始)

Dsc_0036 (阿部健七段はお茶をすすり、永瀬六段は上着を脱ぐ)

Dsc_0038 (初手▲7六歩を着手する阿部健七段)

Dsc_0040 (2手目△3四歩を指す永瀬六段)

Dsc_0048 (阿部健七段の3手目は▲2六歩)
 

第29期竜王戦(主催・読売新聞)は決勝トーナメントが進行中。
6月30日(木)10時から東京・将棋会館で行われるのは阿部健治郎七段(2組2位)-永瀬拓矢六段(3組優勝)戦。
四段同期昇段のふたりがどのような戦いを見せるか注目だ。勝者は1組2位の久保利明九段と戦う。

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中継は棋譜コメント入力が八雲、ブログを吟が担当する。どうぞよろしくお願いいたします。

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2016年6月27日 (月)

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△3二銀(投了図)に23分使って黒沢五段が投了しました。▲3一金△同玉▲5一飛と迫っても△4二玉で、先手の攻めは切れ模様です。終局時刻は19時31分。消費時間は▲黒沢4時間3分、△青嶋3時間29分。勝った青嶋五段は次戦で中座真七段(4組優勝)と対戦します。