18時40分、対局が再開された。永瀬六段は▲7四歩に桂を逃げずに△8九飛と打つ。△4九角までの詰めろなので、先手は自陣に手を入れることになる。
阿部は△8九飛に▲7九飛と合わせた。
カテゴリ「第29期竜王戦決勝トーナメント」の記事
2016年6月30日 (木)
夕食休憩
17時45分の千駄ヶ谷
先手が動く
後手 7筋の位を取る
自陣の駒を動かしていた両対局者だったが、永瀬六段は△7五歩と突いて、7筋の位を取った。△5六角から△7六歩が攻めの狙い筋。しかし自身の桂頭でもあり怖い手だ。
後手が△7五歩と突いたことで、千日手の可能性は少なくなった。
千日手の可能性
後手は待機策
飛車交換拒否
本日の千駄ヶ谷
本局の観戦記は読売新聞で
(本日の読売新聞朝刊。大川慎太郎さんによる観戦記、ランキング戦6組決勝の▲青嶋未来五段-△中田功七段戦が掲載されている。本局の観戦記は相崎修司さんが担当する)
本局は囲碁・将棋チャンネルの「将棋プレミアム」で生中継されている。18時30分からは横山泰明六段が解説を務める。
【将棋プレミアム】
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/