カテゴリ「第27期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2014年7月24日 (木)

竜王戦決勝トーナメントの2局には、特別対局室があてられている。一番乗りは屋敷九段。続いて糸谷六段が対局室に現れ、対局の準備が始まった。駒を並べ終え、振り駒が行われる。結果は歩が4枚で、屋敷九段の先手に。9時58分、行方八段が入室。定刻の10時を回り、対局開始。阿久津八段は1分ほど遅れて対局室に現れた。振り駒は歩が4枚で、行方八段の先手に決まった。

Img_5497

Img_5505

Img_5510

Img_5527

Img_5535

Img_5544

Img_5547

Img_5550

第27期竜王戦は決勝トーナメントが進行中。7月24日(木)には屋敷伸之九段(1組2位)-糸谷哲郎六段(3組優勝)戦、阿久津主税八段(1組3位)-行方尚史八段(2組優勝)戦の2局が行われる。この2局の勝者は、次に挑戦者決定戦進出をかけた戦いへと臨む。対局場所は東京・将棋会館。対局開始は10時。
インターネット中継は、棋譜・コメント入力を銀杏記者(屋敷-糸谷戦)と吟記者(阿久津-行方戦)が、ブログを文が担当する。

Img_5496

2014年7月22日 (火)

Dsc_0127(深浦九段の1筋攻めをいなして反撃に転じた郷田九段。決勝トーナメントベスト4進出)

Dsc_0139(敗れた深浦九段)

Dsc_0130(読売新聞観戦記の解説を務める長岡裕也五段と金井恒太五段も終局後すぐに対局室へ)

Ryuou201407220101_101

森内俊之竜王への挑戦を目指す第27期竜王戦決勝トーナメント▲郷田真隆九段(1組4位)-△深浦康市九段(1組5位)戦は22時18分、101手で郷田九段の勝ちとなりました。消費時間は▲郷田4時間58分、△深浦4時間59分。
勝った郷田九段は次戦で羽生善治名人(1組優勝)と対戦します。

5txt86深浦九段が△5八成銀と捨てた局面。▲同玉なら5筋を飛車を呼んで△2四竜とぶつけてるのか。はたまた△4七金と打って5七の地点に利かすのか。7筋へ逃がしたくないとの意志を感じる一着だ。


3txt76先手は変わらず桂得をキープしている。後手は持ち駒が金1枚。攻めは続くのか。先手陣は飛車を渡さなければ広い。先手はうまくいなせば▲7二金が▲6一角△同金▲同竜の詰めろになる。

Dsc_0091(桂得のまま終盤戦へ。先手の郷田九段がペースをつかんだ)