カテゴリ「第27期竜王戦決勝トーナメント」の記事 
2014年7月24日 (木)
挑戦権争い
対抗形?
扇子
将棋会館1階の販売コーナーには将棋グッズが置かれている。扇子は森内俊之竜王、今日の対局立会人の加藤一二三九段、行方八段など、さまざまな棋士の揮毫の中から選ぶことができる。揮毫なしの白扇も売られている。今日、屋敷九段が使っているのも白扇だ。将棋会館のほか、オンラインショップでも購入できる。
夏本番
対局再開
昼食休憩に入る
行方八段と阿久津八段の竜王戦
2組優勝の行方八段と1組3位の阿久津八段。両者の竜王戦での成績を紹介する。
行方八段の竜王戦での成績は60勝35敗(0.632)。第7期(1993年)から参加し、1期目でランキング戦優勝、そのまま決勝トーナメントを勝ち抜き挑戦者決定戦に進出。竜王戦では挑戦者になれば1組昇級となるが、三番勝負では羽生善治名人に敗れて一気の「飛び級」は成らなかった。その後2組まで毎年昇級を重ね、第13期(2000年)に1組昇級を果たす。ランキング戦優勝は今回で4回目。決勝トーナメント進出は9年ぶり5回目。
阿久津八段の竜王戦での成績は42勝23敗(0.646)。第13期(1999年)から参加し、ランキング戦優勝は2回。決勝トーナメント進出は4年ぶり3回目。第25期には行方八段との昇級決定戦を制して初の1組昇級を果たしている。
行方八段の竜王戦での成績は60勝35敗(0.632)。第7期(1993年)から参加し、1期目でランキング戦優勝、そのまま決勝トーナメントを勝ち抜き挑戦者決定戦に進出。竜王戦では挑戦者になれば1組昇級となるが、三番勝負では羽生善治名人に敗れて一気の「飛び級」は成らなかった。その後2組まで毎年昇級を重ね、第13期(2000年)に1組昇級を果たす。ランキング戦優勝は今回で4回目。決勝トーナメント進出は9年ぶり5回目。
阿久津八段の竜王戦での成績は42勝23敗(0.646)。第13期(1999年)から参加し、ランキング戦優勝は2回。決勝トーナメント進出は4年ぶり3回目。第25期には行方八段との昇級決定戦を制して初の1組昇級を果たしている。
屋敷九段と糸谷六段の竜王戦
1組2位の屋敷九段に挑むのは3組優勝の糸谷六段。両者の竜王戦での戦績を紹介する。
屋敷九段の竜王戦での成績は69勝46敗(0.600)。第2期(1988年)から参加し、ランキング戦優勝は2回、第10期(1997年)には挑戦者決定戦に進出している。決勝トーナメント進出は今期が10年ぶり6回目。10年前の2004年は渡辺明五段(当時)に敗れている。
糸谷六段の竜王戦での成績は30勝10敗(0.750)。第20期(2006年)から参加し、ランキング戦優勝は2回、決勝トーナメント進出も今期が2回目。前回は第21期(2008年)、中村亮介四段(現五段)を破って決勝トーナメント進出。このときにランキング戦2期連続昇級により五段昇段。その後の決勝トーナメントでは、豊島将之四段(現七段)、増田裕司五段(現六段)を破り、羽生善治名人に敗れた。
屋敷九段の竜王戦での成績は69勝46敗(0.600)。第2期(1988年)から参加し、ランキング戦優勝は2回、第10期(1997年)には挑戦者決定戦に進出している。決勝トーナメント進出は今期が10年ぶり6回目。10年前の2004年は渡辺明五段(当時)に敗れている。
糸谷六段の竜王戦での成績は30勝10敗(0.750)。第20期(2006年)から参加し、ランキング戦優勝は2回、決勝トーナメント進出も今期が2回目。前回は第21期(2008年)、中村亮介四段(現五段)を破って決勝トーナメント進出。このときにランキング戦2期連続昇級により五段昇段。その後の決勝トーナメントでは、豊島将之四段(現七段)、増田裕司五段(現六段)を破り、羽生善治名人に敗れた。