22手目から33手目まで
△6二銀▲8八玉△3二金▲9八香△5四歩▲9九玉
△4一飛▲8八銀△4二角▲6六歩△7四歩▲6七金
22手目△6二銀が珍しい手でした。山崎八段の構想が注目されます。控室では図から△9一飛を実現させる順を検討していますがどうなるでしょうか。後手は4二角の利きを止めたくありません。したがって△6四歩から△6三銀のような駒組みは選びづらいです。▲5九角から▲3七角(間接的に角で9一をにらむ)にも注意したいところです。
ほかには△7一金でエルモ囲い風に指す構想もあるかもしれませんが、△4一飛と引いた手との関連が薄いという意見もあります。