2022年7月の記事
2022年7月26日 (火)
終局直後
佐藤天九段が制する
藤井聡太竜王への挑戦を目指す第35期竜王戦決勝トーナメント▲高見泰地七段-△佐藤天彦九段戦は、22時46分に140手で佐藤天九段の勝ちとなりました。消費時間は▲高見4時間59分、△佐藤4時間57分。勝った佐藤天九段は次戦で広瀬章人八段(2組優勝)と対戦します。
高見七段が勝負に出る
図は113手目▲8五桂まで。高見七段が勝負勝負と攻めに出ています。高見七段は一分将棋、佐藤天は考慮中に残り10分を切りました。
図の▲8五桂は△同銀▲7七歩△9六飛▲7五角(参考図)という鋭い狙い筋があります。参考図の技が決まるか、後手から返し技があるか。終盤の勝負どころです。
佐藤天九段は△8五同銀▲7七歩に△5四桂と攻め合いに出て、勝ちを目指しました。
ついに決戦に
渋い手
潜り込む
夕食休憩時の対局室
夕食休憩
図の59手目▲1六飛の局面で佐藤天九段が20分使って夕食休憩に入りました。消費時間は▲高見3時間16分、△佐藤天3時間30分。対局は18時40分再開です。
夕食の注文は、高見七段が「ヒレカツ定食、味噌汁」(ふじもと)、佐藤天九段は「にぎり特上(玉子をしめさばに変更)」(千寿司)です。