【主催者あいさつ】柴田岳・読売新聞大阪本社代表取締役社長
「2週間前に東京で行われた第1局を、皆さまご覧になられたでしょうか。まさに両者一歩も譲らぬ手に汗握る大熱戦の末、藤井三冠が劇的な逆転で初戦をものにしました。総本山仁和寺は3年連続の開催となります。地元京都の皆さま、全国の将棋ファンの皆さまの記憶に残るような素晴らしい名局になることをお祈りします」
【主催者あいさつ】清水市代・日本将棋連盟常務理事
「竜王戦のご縁を結んでいただきまして、3年連続で番勝負を開催いただきますことを感謝申し上げます。瀬川門跡大僧正猊下、本当にありがとうございます。明日から始まる第2局ですが、第1局とは大きく異なる点がございます。それは、すでに先手後手が決まっている、というところです。両対局者は本局に向けて、より深く、より多く、より緻密に準備を重ねて迎えます。どうぞ皆さま、ご期待、ご声援いただければと思います」
【京都対局代表者あいさつ】瀬川大秀・総本山仁和寺門跡大僧正猊下
「竜王の豊島竜王さま、また挑戦者の藤井三冠さま、このご縁を大切にいたしまして、仁和寺で行われる竜王戦に胸がときめいてございます。対局場となります宸殿ですが、このたび『仁和寺御所庭園』としまして国の名勝に指定されました。それから初めて竜王戦が開催されるわけでございます。誠に素晴らしい明日になると思っております」
(書き起こし:虹/写真:夏芽)