2021年8月 6日 (金)

手出しが難しい局面

2021080661先手は飛車が使いにくく、8筋を詰められており、手出しが難しい局面です。対して後手は、桂頭の隙を見て△7五歩とすぐに突きたくなる局面ですが、藤井王位・棋聖は腰を落とし、慎重を期しています。結果、7分の考慮で△7五歩と突いて桂を狙いにいきました。棋士室では、後手がやや指しやすいとの見解が示されています。
Img_2379(藤井王位・棋聖はここからの指し回しでペースをつかめるか)