八代七段が三枚堂七段に勝ち、初戦を突破しました。投了図の後手玉は△4二玉▲5一角△5三玉▲4五桂△4三玉▲3二飛成△同玉▲3三角成△2一玉▲2二金までが一例で詰み。終局時刻は21時23分。消費時間は▲八代七段4時間45分、△三枚堂七段4時間21分。八代七段は次に久保利明九段(1組2位)と戦います。
2021年7月の記事
2021年7月 1日 (木)
21時を過ぎる
先手がチャンスを迎える
夕方の対局再開
夕食休憩中の特別対局室
夕食休憩
18時、八代七段が18分使って夕食休憩に入りました。消費時間は☗八代3時間41分、☖三枚堂3時間4分。夕食注文は八代七段が「山かけそば」(ほそ島や)、三枚堂七段が「ハッシュドビーフ、半熟卵」(Le Carre)。対局は18時40分に再開されます。
力を出しやすい展開
後手が攻める展開
△2二角に▲7六金(1時間7分)△3四歩(47分)▲7九角△5五歩▲6六歩(25分)と進んでいます。
後手の狙いは△5六歩▲6五歩△5五角です。以下▲3八飛は△7八歩が痛打になるので、▲2九桂が予想されます。
鳩森八幡神社
中盤の難所
中盤の難所を迎えています。後手は△7七歩成を権利にしていますが、桂を渡すと▲3四桂や▲4四桂が厳しいのでタイミングが難しいです。
図で▲7六金には△5五歩が好手。以下▲6六歩△5六歩▲6五歩△5五角と進みます。
▲3八歩は△8八角成ですし、▲3八飛は△4六歩で△5七歩成と△8八角成の狙いが受かりません。