2019年12月11日の記事

2019年12月11日 (水)

 鹿児島県に来るのは初めてという豊島竜王・名人。七番勝負直前のインタビューでは「指宿白水館が一番行ってみたい場所」と語っていました。第6局は行われず、祝賀会という形で指宿に来訪。「対局で来るのとは全然違います」とほほえむ。

 竜王戦開催地として定着し、豪華絢爛な宿として名高い「指宿白水館」は、羽生善治九段が永世七冠を達成した地としても知られています。名物の「砂むし風呂」は海外から来る旅行者にも好評です。

 そして、指宿白水館に着いた豊島竜王・名人は、同地名物の砂像(さぞう)の前でパチリ。竜王・名人のビッグタイトルを同時に保持した4人目の棋士となり、「最強」にふさわしい終盤力を発揮しました。豊島竜王・名人は迫力のある造形にしばらく見入っていました。指宿白水館の支配人、従業員がその様子を見守っていました。

Ryou32_shukugaibusuki06(写真、記:読売新聞・吉田)

 学校では、豊島竜王・名人を囲んでの記念撮影が行われました。体育館の舞台に上がって、みなさんポジションを取ります。「まさかの埋没」という声も聞かれるなか、「ウォーリーをさがせ!」ならぬ「とよぴーを探せ!」。豊島竜王・名人はどこにいるかな?

 舞台にはお手製の横断幕も掲げられ、豊島竜王・名人は熱烈な歓迎を受けました。男子児童・生徒から声をかけられていた豊島竜王・名人は、きさくに会話していました。

 地元の子供たちによる歓迎式が終わり、いざ体育館を出発する豊島竜王・名人。児童が差し出した手に優しくタッチする姿は、ちょっとしたスターのよう。「指宿は温かい季候で、南国に来たと実感しました」と豊島竜王・名人。地元の歓迎はそれにも勝る温かさでした。

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(写真、記:読売新聞・吉田)

 第32期竜王戦七番勝負は第5局で決着し、4勝1敗で豊島将之竜王・名人が誕生しました。第6局の舞台は鹿児島県指宿市の指宿白水館でしたが、対局がなくなったので豊島竜王・名人の祝賀会になりました。豊島竜王・名人を中心に、指宿での様子を紹介いたします。(今回の中継ブログは読売新聞文化部・吉田祐也が担当します)

 12月11日(水)の昼過ぎ、竜王戦一行が指宿に到着。さっそく、地元の今和泉小学校を訪問しました。豊島竜王・名人、立会人予定だった福崎文吾九段、常務理事の脇謙二八段が、子供たちから歓迎を受けました。隣接する高校の生徒や、幼稚園児らも駆けつけました。

 豊島竜王・名人は「竜王を獲得して、この指宿の地に来ることができてうれしいです」とあいさつ。緊張した様子で女子生徒が花束を渡そうとすると、豊島竜王・名人は満面の笑みを浮かべ、女の子の緊張感を解きほぐしていました。

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Ryou32_shukugaibusuki02_2 (写真、記:読売新聞・吉田)