2019年12月12日の記事

2019年12月12日 (木)

 12日午後は指宿市から移動し、鹿児島市の鹿児島情報高校へ。途中、池田湖のほとりで休憩。脇八段が「澄んだ湖だ」と背中で語っております。高校では、脇八段、福崎九段、豊島竜王・名人が将棋部のメンバーと真剣勝負。午前の小学校訪問とは違い、時折鋭い視線を盤面に飛ばしたのは、棋士の性か。豊島竜王・名人は中盤戦の難しさを生徒に伝えていました。

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Ryou32_shukugaibusuki22(写真、記:読売新聞・吉田)

 鹿児島・指宿2日目。竜王戦一行は午前、指宿市立利永(としなが)小学校を訪問。3時間目の授業は特別に将棋の授業となりました。体育館での児童の後ろ姿。全校生徒は写真に写っている15人です。ルールを知らない高学年の子は脇八段に、低学年の子は福崎九段に将棋を一から教わりました。福崎九段は「妖刀トーク」を交え、ちびっ子に大人気でした。腕自慢の児童は豊島竜王・名人に六枚落ちで挑みました。鋭い寄せで勝負の厳しさを伝えた豊島竜王・名人。児童代表に盤駒のセットを手渡し、記念撮影をして学校を後にしました。

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Ryou32_shukugaibusuki18(写真、記:読売新聞・吉田)

祝勝会の後、指宿白水館の下竹原啓高社長の計らいで関係者夕食会が開かれました。ほのぼのとしたムードで、豊島竜王・名人は地元名産の豚肉料理に舌鼓を打っていました。そして、会場の和室に飾られた横断幕を食い入るように見つめる豊島竜王・名人。子供たちの寄せ書きも記されていて、心がこもっています。「家に持って帰ります」と豊島竜王・名人はしみじみ語っていました

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(写真、記:読売新聞・吉田)

 11日午後7時から、指宿白水館の敷地内にある薩摩伝承館で祝賀会が行われました。会場に向かう豊島竜王・名人に声をかけ、ロビーの巨大ポスター前でパチリ。名実共に「最強」になったのです。

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 祝勝会の冒頭、子供から花束をプレゼントされた豊島竜王・名人は「夢」と揮毫した色紙を贈呈するサプライズがありました。

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 美術館でもある薩摩伝承館には約120人のファンが集い、豊島竜王・名人を祝福しました。決着局となった第5局の解説会もあって、豊島竜王・名人は「負けを意識した局面もあったが、最後まで諦めないことが結果につながった」と語りました。その後は、色紙や揮毫扇子、竜王戦Tシャツなどが当たる抽選会も行われ、大盛況のうちにお開きとなりました。

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(写真、記:読売新聞・吉田)

 11日夜の祝賀会の前に、なんと豊島竜王・名人と実際に指宿白水館で使う対局室で地元の将棋愛好家が盤を挟む特別イベントがありました。児童や高校将棋部のみなさん、顧問の先生らがリレー形式で指していきました。戦型は相居飛車の本格的な戦いになり、さながら「竜王戦第6局」のよう。適度な局面で指し掛けになり、笑顔が絶えないひとときでした。

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(写真、記:読売新聞・吉田)