封じ手は△６七歩成でした。２日目の戦いが始まります。

おはようございます。対局は９時に再開されます。本日の京都市はあいにくの雨。スケジュールは以下のとおりになっています。本日もよろしくお願いいたします。

９:00　対局開始
10:00　午前のおやつ
10:30　大盤解説会開始（定員に達し、申し込みを締め切りました）
12:30　昼食休憩
13:30　対局再開
15:00　午後のおやつ
？　終局

本局は将棋プレミアム、ニコニコ生放送、AbemaTVで動画放送されます。２日目の情報は以下のとおり。

【将棋プレミアム】
2019年10月24日（木）08:45～
解説者：屋敷伸之九段
聞き手：門倉啓太五段
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=0f38abbd92bb9d21eb9627d6c61c3fe6

【ニコニコ生放送】
10月24日（木）８時30分開場、９時開演、解説：深浦康市九段、聞き手：飯野愛女流初段。
https://live.nicovideo.jp/gate/lv321937427

【ニコニコ生放送プレミアム限定評価値放送（有料会員のみ）】
10月24日（木）８時50分開場、９時開演、解説なし。
https://live.nicovideo.jp/gate/lv321937436

【AbemaTV（下記URLは番組表）】
10月24日（木）８時30分～23時、解説：行方尚史八段、高見泰地七段、聞き手：山口恵梨子女流二段、長谷川優貴女流二段。
https://abema.tv/channels/shogi/slots/D4VwsdmeVmhTRh

豊島名人は封じ手の意思を告げると、用紙を持って控室に記入しに行きました。

（対局室に残る広瀬竜王）

（盤側から久保立会人が回り込んできた）

（豊島名人が封じ手を記入して戻ってくるまで待つことになる）

（封じ手の入った封筒を手に豊島名人が戻る）

（広瀬竜王に封じ手の封筒を渡す）

（朱書きを入れる広瀬竜王。その後、豊島名人に封筒を返す）

（豊島名人が久保立会人に封じ手の封筒を渡し、手続きは終了）

（駒を片づけて一礼）

（広瀬竜王が退室すると、豊島名人は記録係から棋譜を受け取って眺めていた）

定刻の18時を回り、豊島名人が66手目を封じました。封じ手に使った時間は１時間16分。消費時間は▲広瀬３時間３分、△豊島４時間22分。対局は明日の９時から指し継がれます。

16時40分過ぎに▲９五歩が指され、豊島名人は長考に沈みました。このまま封じ手になりそうです。控室では（１）△８六桂、（２）△６七歩成、（３）△６五桂などが挙がりました。勝負どころで選択肢が広く、これほど選択肢の広い局面での封じ手は珍しいと村山七段は指摘しています。

（豊島名人の選択やいかに）

竜王戦中継のトップページを再読み込みいただき、棋譜を見るをクリックすると棋譜を見られるようになりましたので、お知らせします。

仁和寺の最寄り駅、御室仁和寺駅がある京福電鉄（通称：嵐電）には、仁和寺の千手観音がラッピングされた電車が走っています。車内には、仁和寺観音堂で特別公開されている障壁画が描かれています。

（観音堂の特別公開中でピッタリ）

（つり革とは別に、観音様が天から手を差し伸べている。窓の上には障壁画の写し）

（国宝の金堂は境内を北に登った奥にある）

（金堂をバックに記念撮影していると、海外からの観光の方も興味津々）

（こちらは重要文化財の観音堂）

（観音堂は普段は非公開だが、ただいま、秋季特別内拝開催中）

（瀬川大秀門跡を挟み、通常は見ることのできない千手観音像の前で記念撮影）

（仁和寺は障壁画が多いとされ、両対局者も目をやる）

（説明を受けながら見学）

（宸殿に向かい、このあと両者は検分に臨んだ）

大盤解説会は予定どおりに午前11時に始まりました。

（午前の様子）

（解説は畠山鎮八段、聞き手は貞升女流初段）

１日目の進行も考慮され、大盤解説会のお客さんを対象に15時から境内を歩くツアーが催されました。その様子は別途アップします。

（ツアーから戻って解説者は交代）

（村山七段登壇）

（聞き手は引き続いて貞升女流初段が務める）