2018年10月の記事
対局開始
対局者入室
第2局まもなく開始
おはようございます。まもなく竜王戦第2局が開始されます。本日のスケジュールは下記の通りです。よろしくお願いいたします。
9:00 対局開始
10:00 午前のおやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 午後のおやつ
18:00 封じ手(18時に手番の棋士が次の手を指さずに封じ手を行います)
本局は各メディアで生中継されます。
将棋プレミアムでの生中継は1日目は解説なし(無料配信)、2日目(無料配信)の解説は屋敷伸之九段、聞き手は安食総子女流初段が務めます。
【将棋プレミアム 竜王戦第1局1日目】
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=947a983ce27b85062daf7a49d1c7d15f
【将棋プレミアム 竜王戦第1局2日目】
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=87a252f05ba60bb03f889ed931882ae5
ニコニコ生放送の1日目の解説は加藤一二三九段、聞き手は高浜愛子女流2級です。2日目の解説は糸谷哲朗八段、聞き手は鈴木環那女流二段が務めます。
【ニコニコ生放送 竜王戦第1局1日目】
http://live.nicovideo.jp/gate/lv315581566
【ニコニコ生放送 竜王戦第1局2日目】
http://live.nicovideo.jp/gate/lv315581603
AbemaTVの1日目の解説は橋本崇載八段、勝又清和六段、聞き手は竹部さゆり女流三段、宮宗紫野女流二段です。2日目の解説は行方尚史八段、小林裕士七段、聞き手は中村桃子女流初段、飯野愛女流初段が務めます。
【AbemaTV 竜王戦第1局1日目】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9z3UqDfB3PtARu
【AbemaTV 竜王戦第1局2日目】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9z3Uno7vqAoVPM
歓迎前夜祭(4)
両対局者の退出後に両立会人の桐山九段と中田功七段による展望が行われました。
(明日の展望を語り合う両立会人。左が桐山九段、右が中田功七段)
中田「明日は広瀬さんが先手です。後手の羽生さんに作戦の選択肢があります。角換わりになるんでしょうか。(私は振り飛車党なので)桐山先生に解説をしてもらいたいです」
桐山「私は角換わりの将棋をあまり指したことがないですよ。まずは初手に何を指すか。▲7六歩か▲2六歩かどちらでしょう」
中田「いまは▲2六歩のほうが多いでしょうか」
桐山「羽生さんの2手目にも注目です」
中田「広瀬さんの終盤は独特の感覚ですよね」
桐山「ですので次の一手は3択がいいでしょう」
中田「羽生さんの顔つきがよかったですね。昨日、名古屋で渡辺さん(明棋王)に負けたのによく見えました。広瀬さんは緊張していましたね」
桐山「連敗したらきついから緊張しますよね。タイに戻したいところです」
本日の中継は以上になります。明日の第2局初日もお楽しみに!
歓迎前夜祭(3)
【羽生竜王の抱負】
皆様こんばんは。前夜祭を盛大に開催していただき、誠にありがとうございます。今日こちらに移動してきまして、対局場の宮地嶽神社や観光名所にもなっている光の道を見学してまいりました。歴史的な伝統と由緒のある場所で対局できることを大変うれしく思います。将棋もルール自体は約400年間変わっていませんが、その中で新たな道を見つけていけたらいいなと思っています。
【広瀬八段の抱負】
皆様こんばんは。本日は前夜祭にお越しいただきありがとうございます。こちらの会場に来て、砂浜に砂の彫刻、竜王と書かれた駒が作られていて、とても感激いたしました。宮地嶽神社という由緒ある場所で対局することをひしひしと感じました。光の道を見て一直線に進んでいく姿勢の大事さを教えていただいた気がしました。第1局は東京での対局でしたが、第2局からは全国各地を転戦してまいります。その土地土地の様々なものや空気を楽しみながら、いい将棋を指して、皆様に見てもらえたらと思います。
歓迎前夜祭(2)
【藤田和之・読売新聞西部本社執行役員編集局長】
「本紙夕刊で光の道を紹介したばかり。光の道が現れるこの時期に将棋界最高峰の戦いが実現しました」
【脇謙二・日本将棋連盟常務理事】
「19歳で竜王になった羽生さんはベテランになったが、将棋はいまも若々しい。振り飛車穴熊でタイトルを取った広瀬さんはいま居飛車の最新形で戦っている。定跡を覆す手が出るのではと期待しています」
【原﨑智仁・福津市長】
「宮地嶽神社を会場に選んでいただいたことを感謝いたします。有名なお二人の棋士から子どもたちに温かいまなざしをいただきました」
【浄見譲・宮地嶽神社宮司】
「将棋はこの海の向こうのインドから伝わってきた。歴史を有する福津の地で素晴らしい対局を執りおこなってくださることを祈念して乾杯」
歓迎前夜祭(1)
地元少年少女との交流
福津市内の小学生と中学生が検分の様子を見学しました。終了後には両対局者への質問コーナーが設けられました。ここでは代表的な質問を紹介します。
羽生竜王には「将棋で勝つために最も大切なことはなんですか」と聞かれました。羽生竜王は「難しいこと聞くなぁ」と苦笑いを浮かべましたが、すぐに真剣な表情で「20枚の駒にはそれぞれ役割があります。それぞれが協力をして使われていない駒を作らないように心掛けています」と答えました。
広瀬八段への質問は「将棋が強くなるために他にどんなことをしたらいいですか」でした。大学を卒業している広瀬八段は「学校の勉強を頑張ること。それがいちばん」と模範的な意見を述べていました。