▲深浦-△広瀬戦は19時46分、87手で深浦九段が勝ちました。消費時間は、▲深浦4時間13分、△広瀬3時間29分(持ち時間は各5時間)。第2局は8月27日(月)に行われます。
2018年8月の記事
2018年8月14日 (火)
先手よしの形勢
広瀬八段が勝負に出る
19時頃、図の局面を迎えました。苦戦と見られている広瀬八段が5三の金を6四に出て反撃に転じました。しかし、▲6四同角△同飛に▲4三歩成が厳しく、先手が優勢と見られています。

対局再開
18時40分、対局が再開しました。深浦九段の指し手は▲5五角でした。

夕食休憩時の特別対局室
夕食休憩
上村四段が控室へ
中盤戦の佳境
16時、図の局面を迎えています。図の▲8六歩が桂取りを催促した手です。桂を取る△4五飛には▲4六銀左△6五飛▲7七桂△6三飛に、▲4五歩△3三銀▲3四歩と攻める順が見えています。桂を取らせて攻めに転じる指し方で、どちらの言い分が通っているのでしょうか。中盤戦の佳境を迎えています。
控室では読売新聞観戦記解説役の飯塚祐紀七段や対局を終えた飯島栄治七段、佐々木慎六段、伊藤真吾五段、上村亘四段が継ぎ盤で検討しています。図の△6五歩を▲同桂と取り、△同金に▲5四銀と出て先手よしといわれています。以下△6六金は▲6三銀成△同銀▲6六歩で、次の▲5五桂が厳しいと見られています。




18時、この局面で深浦九段が16分使って夕食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲深浦3時間40分、△広瀬3時間8分です。夕食の注文は深浦九段が茶そば(みろく庵)、広瀬八段が梅雑炊(みろく庵)です。対局は18時40分に再開します。





15時頃、鈴木大介九段と千葉幸生七段が控室を訪れました。38手目△8五歩の局面を見て「後手が狙っていた仕掛けですね」と話していました。▲8五同歩なら後手は△6六歩と突いて、△8五飛を狙うと見られています。



