2017年11月の記事
対局開始前の様子
1日目のスケジュール
1日目のスケジュールです。
9時 対局開始
10時 午前のおやつ
12時30分~13時30分 昼食休憩
15時 午後のおやつ
18時以降 封じ手
大盤解説会情報
第3局は現地と関西将棋会館で大盤解説会が開催されます。
【現地大盤解説】※事前申し込み制で締め切りました
日 時:11月5日(日)10時受付、10時半開始~終局まで
会場:臨江閣別館 2階大広間(前橋市大手町3-15-3)
入場料:1,000円(当日受付)※未就学児不可
解説:千葉幸生六段 聞き手:岩根忍女流三段
http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/230/263/266/p018157.html
【関西将棋会館大盤解説会】
日時 :11月5日(日)17時開始
入場料:一般1500円、道場入場者1000円(各種割引あり)
出演 :福崎文吾九段、山口絵美菜女流1級
問合せ:関西将棋会館2階道場 TEL 06-6451-0220
ライブ中継
各社で放送される第3局のライブ中継情報です。
【将棋プレミアム】(要会員登録・有料)
■第30期竜王戦七番勝負第3局 1日目
11月4日(土)8時50分配信開始
※1日目の解説はありません。
■第30期竜王戦七番勝負第3局 2日目
11月5日(日)8時45分配信開始
解説:深浦康市九段 聞き手:塚田恵梨花女流1級
【ニコニコ生放送】(要会員登録)
■第30期竜王戦七番勝負第3局 初日
11月4日(土)8時50分開場
解説:所司和晴七段 聞き手:山田久美女流四段
■第30期竜王戦七番勝負第3局 二日目
11月5日(日)8時50分開場~感想戦終了まで
解説:中村修九段 聞き手:中村真梨花女流三段
【AbemaTV】将棋チャンネル
■第30期竜王戦七番勝負第3局 1日目
11月4日(土)8時30分~19時
解説:中川大輔八段、永瀬拓矢六段 聞き手:上田初美女流三段、貞升南女流初段
■第30期竜王戦七番勝負第3局 2日目
11月5日(日)8時30分~26時
解説:高見泰地五段、佐々木大地四段 聞き手:山田久美女流四段、竹部さゆり女流三段
夕食会(2)
【祝辞】桑野光正・株式会社ヤマダ電機代表取締役兼代表執行役員COO
「このたびは前橋市において竜王戦第3局、ならびに各関連イベントが盛大に開催されますことを心よりおよろこび申し上げます。竜王戦は、将棋界最高峰のタイトルとして、伝統と格式のある棋戦とうがかっております。また、今期は渡辺竜王と羽生棋聖がタイトルを争うとあって、名実ともに最高峰の対局が繰り広げられるものと存じます。私どもヤマダ電機も、将棋とは大変深いご縁がございます。弊社が社会貢献活動の一環として特別協賛を務める「上州将棋祭り」は、来春で8回目の開催を迎えます。また、同じく特別協賛となる「上州YAMADAチャレンジ杯」と「女子将棋YAMADAチャレンジ杯」も、この夏に3期目(前者は2期目)の開催を終えました。近年は若手棋士の台頭が著しく、話題も豊富で、大変な活況を呈しているとうかがっております。将棋界を応援する一企業として、弊社としても喜ばしく、また誇らしく感じている次第でございます。このような折に、このたび臨江閣で開催される『竜王戦記念こども将棋大会』のスポンサーを務めさせていただくことができ、大変光栄でございます。明日からの一連のイベントを通じて、将棋文化の裾野がよりいっそう広がっていくことを期待しております。関係各位の多大なるご尽力にあらためて敬意を表しますとともに、将棋文化とご参会の皆さまのますますのご発展、ご健勝をご祈念申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます」
【中締め】藤井猛九段・立会人
「私事で恐縮ですが、18年前に伊香保でタイトル戦(※)を指させていただきました。当時以来、久しぶりに群馬で竜王戦が開催されるということで、私も楽しみにしてまいりました。熱戦を期待しております。明日は子ども大会、明後日は大盤解説会もあります。皆さまに楽しんでいただければと思います」
※第12期竜王戦七番勝負第2局、▲藤井猛竜王-△鈴木大介六段戦は「伊香保温泉・福一旅館」で指された。結果は119手で藤井竜王の勝ち。シリーズの最終結果は4勝1敗で藤井竜王の防衛。(段位と肩書は当時)
(書き起こし=牛蒡)
夕食会(1)
18時から、関係者による夕食会が開催されました。
【歓迎の挨拶】山本龍・前橋市長
「前橋市は今年で市制125周年となります。その記念すべき年に、先人たちが残した臨江閣をきれいに整えたい、子どもたちに何か思い出を残してあげたい、と思っていたところでございます。(今回の竜王戦開催により)まさに素晴らしい思い出を子どもたちがつくれることになりました。関係者の皆さまには心からお礼を申し上げます。私も明日の対局を楽しみにしております」
【主催者挨拶】春日貴光・読売新聞社東京本社前橋支局長
「県内の竜王戦開催は第12期以来、18年ぶり2度目ということで、この機会に立ち会えたことに感激しております。対局会場となる臨江閣は、明治を代表する近代和風の木造建築であります。昨年3月から耐震改修工事などを始め、今年の夏に終了、9月から一般公開が始まりました。本館は県の、別館は市の重要文化財になっております。前橋市の方々や日本将棋連盟群馬県支部連合会の皆さまのご尽力で、素晴らしい環境を提供していただきました。心から感謝申し上げます。18年前の竜王戦は、本局の立会を務める藤井猛九段が、竜王連覇を懸けて臨んだシリーズでした。今回の竜王戦が、将棋どころ群馬をさらに盛り上げてくれることに期待しております。将棋界最高のタイトルを獲るのはどちらか。最高の戦いを楽しみにしております」
【主催者挨拶】佐藤康光・日本将棋連盟会長
「渡辺竜王は3連覇、羽生棋聖は永世竜王・永世七冠が懸かる、注目の七番勝負となりました。対局場の臨江閣は、大変由緒ある建物とうかがっております。私も先ほど検分で見てまいりました。将棋の対局を行うにふさわしい、素晴らしい場所をご提供いただきまして、心から感謝申し上げます。第3局はファンの皆さまも一段と注目されていることでしょう。対局者のおふたりには名局を作っていただきたいと思います」
【乾杯の音頭】塩崎政江・前橋市教育長
「臨江閣は9月にリニューアルオープンいたしました。竜王戦第3局はその記念になります。本当にうれしく思います。群馬県では今年、地元の中学生がジュニアの日本一(※)になりました。さらに今回の竜王戦開催ということで、子どもたちも将棋に関心を持ち始めていまして、明日からの対局もとても楽しみにしております」
※群馬県前橋市立東中学校3年、近藤圭さんが第42回中学生将棋名人戦で優勝。
(書き起こし=牛蒡)
検分
前橋・臨江閣へ
第3局は群馬県前橋市で開催
渡辺明竜王に羽生善治棋聖が挑戦する、第30期竜王戦七番勝負(主催・読売新聞社)は、挑戦者の2連勝で第3局を迎えました。渡辺竜王が巻き返すのか、羽生棋聖が一気に王手をかけるのか。注目の一戦は11月4日・5日(土・日)にかけて、群馬県前橋市「臨江閣」で行われます。
持ち時間は各8時間、両日ともに対局開始は9時、昼食休憩は12時30分~13時30分。1日目18時を回ると、手番の棋士が次の指し手を封じて2日目に指し継ぎます。本局の先手番は羽生棋聖です。
第3局の立会人は藤井猛九段と阿久津主税八段(新聞解説兼任)、記録係は西田拓也四段が務めます。現地大盤解説は千葉幸生六段、聞き手は岩根忍女流三段、5日に開催される指導対局イベントは佐々木慎六段と田中悠一五段が担当します。
【関連リンク】
■読売新聞社 YOMIURI ONLINE(YOL=ヨミウリ オンライン)囲碁・将棋/竜王戦
■臨江閣(対局場)※リンクは前橋市ホームページ
http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/230/266/270/p003282.html
中継は、棋譜コメント入力を牛蒡、ブログを八雲が担当します。
どうぞよろしくお願いいたします。