15時を回り、対局者におやつが運ばれました。羽生棋聖は「ほうじ茶」と「和菓子」、渡辺竜王は「クラシックショコラケーキ」と「コーヒー」です。

ほうじ茶（前橋鳥山海苔店）と和菓子（銘菓・糸ぐるま他＝青柳本店）

クラシックショコラケーキ（ジーフェイスカフェ）

臨江閣の向かいにある「るなぱあく」は、前橋市が所有する遊園地で正式名称は「前橋市中央児童遊園」。「にっぽんいちなつかしいゆうえんち」をコンセプトに、入園無料、大型遊具の１回50円と格安でサービスを提供している。

「るなぱあく」の一角で、将棋初心者向けのイベント「るなぱDE将棋」が開催されている。現地にいる棋士も飛び入りで出演が予定されているとのことだ。

こちらは「ヤマダ電機こども将棋大会」の模様。熱い戦いが終わったところだ。

藤井九段が成績上位者を表彰。上級の部３位は女の子だった。

表彰式に続いて、藤井九段と岩根忍女流三段による特別講演「竜王アカデミーin群馬」が開催されている。

将棋の礼儀作法などについて語られていた。

本局の使用駒は日本将棋連盟所蔵の「児玉龍兒作・錦旗書」。

渡辺竜王が持つ王将。

羽生棋聖が持つ玉将。

控室で色紙に揮毫する藤井猛九段。

続いて、封じ手の封筒に署名。

渡辺竜王が先に入室。メガネを磨いていた。

羽生棋聖は入室すると棋譜を手に取った。

対局が再開されたが、羽生棋聖が引き続き考えていた。

羽生棋聖は報道陣退出後、ほどなくして着手。▲３四歩と押さえ、△２二角に▲４六歩と動きました。開戦と見ていいようです。

手前が先手側。

12時30分、図の局面で羽生棋聖が14分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲羽生２時間２分、△渡辺１時間８分。昼食の注文は、羽生棋聖が「伝統のハヤシライス」、渡辺竜王が「上州黒豚厚切りロース生姜焼き」。対局は13時30分に再開します。

「伝統のハヤシライス」（群馬會舘食堂）

「上州黒豚厚切りロース生姜焼き」（群馬會舘食堂）

野菜もたっぷり。

図は11時30分頃の局面。
渡辺竜王は△１二香と上がって穴熊を目指しました。１手前の▲４六銀も穴熊にしやすい陣形のため、控室では相穴熊の可能性が高いと見られています。

渡辺竜王は△１二香と上がって穴熊を目指した。

羽生棋聖も穴熊模様の駒組みに進めている。

対局１日目の今日は、臨江閣別館で「ヤマダ電機こども将棋大会」が開催されています。

上級、中級、初級に分かれて、熱い勝負が繰り広げられます。

10時を回り、対局者におやつが運ばれました。羽生棋聖は「リンツァートルテ」と「コーヒー」、渡辺竜王は「カーディナル シュニッテン」と「コーヒー」です。

「リンツァートルテ」（木の実入りのケーキ・群馬会館食堂）

「カーディナル シュニッテン」（軽いコーヒークリームのケーキ・ジーフェイスカフェ）

撮影用のおやつは控室の棋士たちに。「３人だから、３つに切り分けよう」と藤井九段が奮闘中。