（やまびこ展望台へ）

（展望台から新山彦橋を見下ろすことができる）

（やまびこ遊歩道からは右の山彦橋を渡る）

（新山彦橋。山彦橋からトロッコ電車の走るところが見られる人気スポット）

（新旧の山彦橋。旧山彦橋はかつてトロッコ電車が走っていた。路線が付け替えられ、旧山彦橋の路線をやまびこ遊歩道として整備した）

（山彦橋からさらに進むと、トンネルに入る）

（黒部峡谷鉄道の宇奈月駅。トロッコ電車が特徴だ。
黒部峡谷鉄道は大正12年、黒部川水系の発電所建設の資材運搬用鉄道として日本電力株式会社が敷設工事を開始。
戦後に関西電力へ引き継がれ、1953年に地方鉄道業法の許可を得て営業運転が始まった。1971年に黒部峡谷鉄道が設立された）

（トロッコ電車と記念撮影できる）

（宇奈月国際会館セレネ。17日のイベントが行われる会場だ。渡辺棋王は昨年３月にここで第39期棋王戦五番勝負第３局の対三浦弘行九段戦を対局して勝利。棋王初防衛を果たした）

（黒部峡谷鉄道は見どころが多い）

現地では10時から大盤解説会が行われています。最初に大内九段が封じ手を見せ、そのあとに阿久津八段と井道女流初段の解説に移りました。「封じ手は▲９六歩でした。▲６六銀もありましたが、守り駒が離れて渡辺好みではなさそうです。じっくり指しても金銀を動かした数が多く、手得で指せるとみているのでしょう」と阿久津八段。

（午前中だが、すでに60人以上の方が観戦していた）

図は58手目△６二角の局面。糸谷竜王は自陣角を放ちました。△１六歩▲同歩△１八歩の端攻めを狙っていますが、一方向にしか利かないため、勝負手といえます。

（10時前の控室。藤井九段が「▲２七飛が平成の手かな」という。阿久津八段は▲３五歩を示す。10時10分ごろ、渡辺棋王は▲３五歩とした）

２日目午前のおやつは糸谷竜王が番茶と、つべつべまんじゅう、渡辺棋王はホットコーヒーです。「つべつべ」とは、すべすべやつるつるの意味の富山弁です。宇奈月温泉のようにしっとりしているところから名づけられました。宇奈月温泉の温泉まんじゅうです。

（糸谷竜王のおやつ）

（渡辺棋王）

第28期竜王戦七番勝負第１局は各地で大盤解説会が行われます。
各ホームページもご参照ください。

■現地
【場所】　富山県黒部市「宇奈月国際ホテル」
【日時】　10月15日14時から封じ手まで、10月16日10時から終局まで。
【入場料】当日受付。各日1000円・２日通し1500円／ソフトドリンク付（ワンドリンク）
【解説者】阿久津主税八段、井道千尋女流初段。ゲストに大内延介九段、藤井猛九段。
【問合せ】〒938-0282　富山県黒部市宇奈月温泉7－26　TEL：0765－62－1236
第28期竜王戦イベント情報

■東京・将棋会館
【日時】　10月16日17時開始
【入場料】一般2000円（各種割引あり）
【解説・聞き手】田中寅彦九段、本田小百合女流三段
【問合せ】〒151-8516　渋谷区千駄ヶ谷2-39-9日本将棋連盟道場　
TEL03-3408-6167（道場直通）
第28期竜王戦第1局大盤解説会のご案内

■関西将棋会館
【日時】10月16日17時開始
【入場料】一般1500円、道場入場者1000円（各割引あり）
【解説・聞き手】淡路仁茂九段、村田智穂女流二段
【問合せ】〒553-0003　大阪府大阪市福島区福島6-3-11　関西将棋会館２階　
TEL 06-6451-0220（道場）
関西将棋会館道場　大盤解説会

■新橋ＳＬ広場
解説を担当する大内九段が竜王戦第１局の立会人を務めるため、第１局の大盤解説はありません。
大盤解説会は第３局、第４局に行います。
将棋解説会

（封じ手の指し手を矢印で示す。符号は書かなくても問題ない）

（封筒の裏側。署名は２カ所にする）

（杉本三段が１日目の指し手を読み上げて、封じ手の局面まで進める）

（後手の糸谷竜王が横歩を取らせる作戦に出た）

（封じ手の局面まで進められたあと、大内九段が封じ手を開封する）

（封じ手用紙を糸谷竜王に示す）

（封じ手は▲９六歩だった）

（対局者のお盆に用意されたお菓子）

（大内九段が棋譜を見て、進行を確認する）

（８時41分、糸谷竜王入室）

（８時53分、渡辺棋王入室）

注目の封じ手は▲９六歩でした。控室でも予想されていた一手です。▲９五歩△同歩▲９二歩が実現すれば先手有利。糸谷竜王は△５四歩▲６六歩△５五歩▲６七角△７一玉と進めて、９筋を攻められないようにしました。