囲碁・将棋チャンネルの将棋プレミアムで本局を中継します。
2日目の8時45分から15時まで真田圭一七段、15時から感想戦終了まで野月浩貴七段が解説を務めます(1日目の解説はありません)。
【将棋プレミアム】
【将棋プレミアム 第28期竜王戦七番勝負第1局1日目】
【将棋プレミアム 第28期竜王戦七番勝負第1局2日目】
2015年10月の記事
2015年10月16日 (金)
ニコニコ生放送の案内
第28期竜王戦七番勝負第1局はニコニコ生放送によるライブストリーミング中継が行われます。
1日目の解説は塚田泰明九段、聞き手は塚田恵梨花女流2級。塚田九段は立会人の大内延介九段門下。塚田恵女流2級は大内九段の孫弟子にあたります。
【ニコニコ生放送1日目】
(塚田泰明九段と塚田恵梨花女流2級)
2日目の解説は広瀬章人八段、聞き手は藤田綾女流初段。
【ニコニコ生放送2日目】
(広瀬章人八段、聞き手は藤田綾女流初段)
2日目も晴れ
2015年10月15日 (木)
1日目の夕食
1日目の夕食は関係者による会食でした。出されたメニューを紹介します。
(黒部名水ポークしゃぶしゃぶ。黒部名水ポークは黒部川の水で育てた豚肉。柔らかく美味)
封じ手2
封じ手1
渡辺棋王が51手目を封じる
図の50手目△8五飛の局面で、封じ手の時刻の18時。渡辺棋王はすぐに51手目を封じる意思を示しました。1日目の消費時間は▲渡辺3時間39分、△糸谷3時間56分。2日目は16日9時再開です。
封じ手のタイミングと決断の一手
図は45手目▲4七銀の局面。時刻は17時35分を過ぎ、控室では図の局面で封じ手になるのではとみられていました。封じ手の駆け引きが出てくる時間帯です。しかし、糸谷竜王はすぐに△3四飛と引きました。
そして、渡辺棋王は数分考えただけで▲5六角。決断の一手で、攻勢を取って局面を動かしています。ただし、「▲5六角と打つなら、封じ手にするのが渡辺好みでは」という意見もありました。
1日目の指し手の中でもポイントになる一手です。
戦機をうかがう
図は41手目▲2九飛の局面。戦機をうかがう指し手が続いています。事前に飛車のあたりを避けましたが、「ここで△2七歩があるのではないか」と藤井九段。▲同飛なら△4九角▲2八飛△2六歩が利きます。△2四歩よりも積極的な意味があります。
実戦は△2四歩。「△2七歩とは違う考え方の将棋になりましたね」