75手目▲3五同飛から90手目△5四飛まで、実戦の進行と控室の予想手順は一致しています。「先手順調」と検討陣。ただ、図で次の一手は分岐が多そうです。
飯塚七段の第一感は▲5五銀。▲6五飛も先手が1手勝ちを目指せそう。駒得を生かして▲6八銀も手厚く、森内竜王らしい手と評判です。
75手目▲3五同飛から90手目△5四飛まで、実戦の進行と控室の予想手順は一致しています。「先手順調」と検討陣。ただ、図で次の一手は分岐が多そうです。
飯塚七段の第一感は▲5五銀。▲6五飛も先手が1手勝ちを目指せそう。駒得を生かして▲6八銀も手厚く、森内竜王らしい手と評判です。
12時30分、図の局面で森内竜王が32分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲森内6時間39分、△糸谷4時間18分。対局は13時30分に再開されます。
封じ手の51手目▲7八金から62手目△3五歩までの流れを検討陣に聞きました。封じ手の局面は先手が指せるという評価でしたが、そこから後手が少しずつ盛り返してきたとの評判です。
「▲7八金の局面は先手が指せると思っていましたが、以降は先手が指し手に苦労している印象です。現在は先手よしとも言えなくなってきました」(飯塚七段)
「52手目△5四飛から、△6四金、△6三金、△5三銀で後手の飛車が軽い形になりました。途中の△6五歩も地味にいい手で、先手の攻め(▲6六金)を消しています。先手は57手目▲8五歩がどうだったか。玉頭戦に強くなりますが、隙をつくってしまった可能性もあります」(飯島七段)