2013年9月の記事

2013年9月 9日 (月)

第26期竜王戦挑戦者決定戦は9月9日(月)東京・将棋会館「特別対局室」にて10時に開始される。渡辺明竜王に挑戦するのは1組2位の森内俊之名人か1組4位の郷田真隆九段か。
挑戦者決定戦第1局は郷田九段が、第2局は森内名人が制して1勝1敗。第3局はあらためて振り駒が行われる。持ち時間は各5時間。

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Dsc_0001(日本時間8日早朝、2020年オリンピックの東京開催が決定した)

2013年9月 2日 (月)

Ryuou20130902010179第26期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局は、79手まで森内名人の勝ちとなりました。終局は20時55分。消費時間は▲森内3時間42分、△郷田4時間58分。
これで三番勝負は1勝1敗。挑戦の行方は9月9日(月)に行われる第3局に持ち越された。

76

実戦は73手目に▲4二飛打ではなく、▲2六金と桂を外した。以下△1二金▲同馬△6二玉と進んで図の局面。図から▲2二飛△7一玉▲8六香で先手の優位は動かないとみられている。後手は飛車と角だけでは先手玉を寄せられない。

S72

72手目の局面、控室の検討で▲4二飛打が発見された。この手の評判がよく、決め手と言われている。▲4二飛打に△1二金は▲3一馬(参考図)が詰めろ。以下△5二角には▲1二飛成で一手一手になる。「▲4二飛打は必至に近い」という声もある。

A031 (森内名人)