2012年11月の記事

2012年11月21日 (水)

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(1日目の指し手が西田三段の読み上げに合わせ指し継がれる)

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(2組の封じ手。もちろん同じ内容が書かれてある)

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(封じ手の封筒にはさみを入れる森下九段)

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(封じ手▲9五銀が読み上げられた)

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(力強い手付きで▲9五銀を着手する渡辺竜王)

2012年11月20日 (火)

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(渡辺竜王から立会人の森下九段に封じ手が手渡された)

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(渡辺竜王によって駒が片付けられる)

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(一礼をかわし、1日目が終了)

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(丸山九段は渡辺竜王が退出した後、棋譜を手に取った)

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(1日目の棋譜。渡辺竜王が43分考えて封じた)




Ryuou20121120010158丸山の手が8筋にスッと伸びた。突き捨てた筋に再び△8五歩。盤上で銀3枚が当たりになっている。珍しい局面だ。指し手の流れを追っていないと、にわかにはどちらの手番かわかりづらい。

藤井九段「△8五歩か、うまい手だね。あれっ。あれれれ。これ困ったんじゃないの?」

▲7五銀△7四歩と順に銀を追っていけば、先手は銀損を免れない形だ。△7四歩に▲6六銀は△同銀▲同角△1五歩。「何かいい手を教えてください」と困った様子の吉田五段。先手はうまい切り返しが必要だが、控室ではまだその手段が見つかっていない。
渡辺が再び長考に沈んだ。時刻は17時30分を過ぎた。封じ手の時刻が迫っている。丸山が席を外すと、ハッキリ聞こえる声で渡辺は大きなため息をついた。(58手目コメントから抜粋)

■ニコニコ生放送■
中座真七段>こういう細かい利かしが入れば大きいです。▲9五銀は働きが悪くなるので通常は▲7五銀と逃げますが、△7四歩で勝負しますか。しかし銀が3つも当たっている(相手の歩で取られる)局面は珍しいですね。

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これで銀は助からない。
継ぎ盤では▲5七歩~▲2四歩が検討されている。並んだ変化は▲5七歩△6五角▲2四歩△1五歩▲2三歩成△同銀▲2四歩△1四銀▲2三角△3一玉。以下▲1四角成△同香▲2三歩成(参考図)の進行は先手角損の攻めで、この変化は「自信がありません」と吉田五段。「先手は▲2四歩、▲5七金、▲8八角を組み合わせて手を作らないといけないのですが、いまのところうまい手は見えません」(吉田五段)

(52手目棋譜コメントより抜粋)
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(吉田正和五段は「先手の手が見えない」と解説)

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(今年3月に同市の左義長祭り(小正月の火祭り)で奉られた龍のだんじり。右の写真は龍を含め、全て食材を用いて作られている)

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(だんじりの横に足を上げる白馬がちょこんと繋がっていた)

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(女学校に通う生徒によって書かれた絵画。これらも近江商人によって、明治時代から昭和の初めにかけて売られていた)

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(資料館の奥地に小さな庭園が見られた)