2012年9月の記事

2012年9月11日 (火)

Dsc_0047
(両者ともハッキリ「お願いします」と声を発した)

Dsc_0049
(先手番に決まった山崎七段の初手は▲2六歩)
Dsc_0052
(山崎七段の▲2六歩を見て丸山九段は額に手を当てる)
Dsc_0056
(▲2六歩に△3四歩と応じる丸山九段)

渡辺明竜王への挑戦するのは山崎隆之七段(1組2位)か丸山忠久九段(1組4位)か。注目の挑戦者決定戦第3局は9月11日(火)10時より東京・将棋会館「特別対局室」にて行われる。第1局は丸山九段が第2局は山崎七段が先手番で勝利を収めた。第3局は振り駒で先後が決定する。

インターネット中継は棋譜・コメント入力が烏、ブログを吟が担当します。よろしくお願い致します。

Dsc_0001
(今朝の特別対局室)

2012年9月 7日 (金)

挑戦者決定戦第3局は9月11日(火)に東京・将棋会館にて行われます。
本日もご観戦いただきありがとうございました。
第3局の中継もどうぞお楽しみに。

P1030652_end_kihu_2

P1030633_end_end01_2

(感想戦は0時頃まで行われた)

(虹)

_80_kan
図の局面で本譜は81手目▲9二竜と進められましたが、
「この手はなかったです」(山崎七段)と悔やんでいました。
竜を逃がさないと△9四歩▲同竜△9三歩で閉じ込められてしまい、本譜はその展開を嫌ったものでしたが、続く82手目△3一玉と指されては後手が大きく得したとの見解です。なので図から▲8五桂として竜を下に逃がす構想が勝ったとのことでした。
「そう指されてだめでしたね」(丸山九段)と両者認める形でこの局面の検討は終結しました。


(虹)

2012年9月 6日 (木)

_145_end
第25期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局▲山崎隆之七段-△丸山忠久九段戦は、145手まで山崎七段の勝ちとなりました。終局時刻は22時58分。消費時間は▲山崎4時間56分、△丸山4時間59分。山崎七段が第2局を制し、渡辺明竜王への挑戦権は三番勝負の最後の一局に委ねられました。第3局は9月11日(火)に東京・将棋会館にて行われます。


(虹)

_140
22時45分頃の局面。先手玉が逃げ切れると言われており、また▲3四桂と跳ねれば後手玉も寄り形となるようです。「終局が近いと思いますよ」との声が聞こえています。


P1030513_kisi_2240

(棋士室の様子。継ぎ盤に棋士達が密集している)

P1030516_kisi_2250

(会館4階の検討室の様子。終局近しと言われている)

(虹)