2012年8月16日の記事

2012年8月16日 (木)

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43手目▲4五同桂に対して、山崎七段は3三の銀を上に上がって逃げました。後手はできれば△2二銀と引いて△4四歩を見せたかったところ。△4四銀左は「仕方なく指した」という印象もあります。

しかし△2二銀は(1)▲2四歩△同歩▲4四歩△同銀▲7一角、あるいは(2)▲3七角△7三角に▲同角成△同桂▲3七角△6三金▲7五歩(参考図)が厳しかったようです。2筋が壁形の状態で攻められると後手陣はもちません。

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(山崎七段)

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18時10分、図の局面で山崎七段が20分使って夕食休憩に入りました。

消費時間は丸山3時間14分、山崎3時間45分(持ち時間、各5時間)。夕食の注文は丸山九段が唐揚げ定食(唐揚げ2個増量)、山崎七段はおでん定食(いずれもみろく庵)。対局は19時に再開します。



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(夕食の注文は丸山九段が唐揚げ定食 ※通常より唐揚げ2個増量)
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(山崎七段はおでん定食。いずれも「みろく庵」のもの)

41本格的な戦いが始まりました。
丸山九段は手順を尽くして▲4五歩を実現させましたが、後手陣も金銀4枚で自玉を固めています。


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(丸山九段)

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△5四歩に丸山九段は▲6六銀引と下がりましたが、▲6四銀とは出られなかったのでしょうか。
▲6四銀に△同飛は▲8六角の筋があるので、銀を出る手も有力に見えました。
なぜ銀を引いたのか。その理由について検討陣は以下のように推測しています。

【33手目の棋譜コメントより抜粋】
▲6四銀なら「△5二玉でしょうか」と吉田四段。以下▲6三角に△同飛▲同銀成△同玉▲4一飛△5二玉▲2一飛成△2二銀(参考図)といった順で飛車を捕獲できるという。△5二玉に▲7五銀と逃げられないようにしたのが30手目△7四歩の意味だったようだ。

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(17時ごろの控室)

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瀬川五段 「山崎さんは少し失敗したと思っているかもしれません。20手目△4二飛から▲3七桂△6二飛で先手の攻めが難しいという判断だったと思いますが、現局面は先手に▲4六歩~▲4五歩の狙いが生じています」
高野六段 「先手に桂を跳ねさせて、それで4筋から攻められては後手がおかしいね」
瀬川五段 「このまま先手が攻める展開になると、先手の手得が大きいと思います」
高野六段 「後手は(図から)▲4六歩に△7五歩▲同歩△5四歩▲6六銀引△6五歩▲5七銀(参考図)と引かせる狙いかな。いや、これは緊急手段ですか。やりませんね」

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(30手目△7四歩は1時間17分の考慮。予定変更があったのかもしれない)