（両者得意の横歩取りへ。佐藤七段は15分の考慮で８五飛戦法を選択した）

（△８五飛を見て飯島七段の手が止まっている）

22手目△８五飛の局面まで、第23期竜王戦七番勝負第１局と同一の進行になっています。
http://live.shogi.or.jp/ryuou/23/kifu/ryuou20101014-15.html

（先手番の飯島栄治七段、初手▲２六歩）

（後手番の佐藤天彦七段、２手目△３四歩）

（振り駒の様子）

（鞄の中から水やお菓子を取り出し、いつもの用意をする佐藤七段）

（ハンカチで汗をぬぐう飯島七段）

（先に飯島七段が入室して上座へ。５分ほどで佐藤七段も入室）

（飯島七段が王を取り、駒を並べる）

（佐藤七段は玉を）

（本局の記録係は渡辺和史二段（17歳、豊川孝弘七段門下）が務める）

渡辺明竜王への挑戦者を決める第25期竜王戦（読売新聞主催）決勝トーナメント、飯島栄治七段（１組３位）－佐藤天彦七段（２組優勝）戦は、７月12日（木）10時から東京・将棋会館で行われます。本局の勝者は次局で、山崎隆之七段（１組２位）－豊島将之七段（３組優勝）戦の勝者と対戦します。
過去の対戦成績は飯島１勝、佐藤２勝。３局とも先手側の棋士が勝っています。
本局の棋譜・コメント担当は烏、ブログ担当は野辺でお送りします。本日はよろしくお願いいたします。

（対局者の飯島栄治七段と佐藤天彦七段）

（決勝トーナメント）

本日は観戦ありがとうございました。次の第25期竜王戦決勝トーナメントの対局は７月12日に行われる飯島栄治七段（１組３位）－佐藤天彦七段（２組優勝）戦です。来週もお楽しみに。

（終局直後の様子）
　

 

（感想戦は23時過ぎに終了した）

（勝った豊島七段。鬼手△７六馬が印象に残る）



（敗れた藤井九段）

  渡辺明竜王への挑戦を目指す第25期竜王戦決勝トーナメント▲藤井猛九段－△豊島将之七段戦は22時29分、84手で豊島七段の勝ちとなりました。消費時間は藤井４時間59分、豊島４時間54分。豊島七段は次戦で山崎隆之七段と対戦します。

図は70手目△７一歩の局面。豊島七段は67手目▲９二飛に△７二歩▲同竜△７一歩と受けの小技を繰り出しました。▲９二竜などでは△７二桂と遮断できます。▲６一竜なら竜の利きが変わります。藤井九段は考慮中に残り10分を切りました。

（藤井九段、最後の熟考）