2011年10月25日 (火)

前夜祭(2)

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谷川浩司・日本将棋連盟専務理事(九段)
「渡辺竜王は王座を獲得し、『竜王戦だけでなく他の棋戦も』と耳にタコができるほど言われていたと思いますが、二冠王になってプレッシャーから解放されて、第一人者の道を進まれるかと思います。
丸山九段は竜王戦の挑戦者は初めてですが、1組で4回優勝して安定した成績を残されています。竜王戦のシステムは、挑戦者決定戦もトーナメントで勢いのある若手が活躍することが多いですが、厳しい戦いを勝ち抜いて挑戦者になったのは特筆されることです。七番勝負も素晴らしい熱戦を期待しています。
竜王戦は読売新聞紙上はもちろんのこと、NHKBSやインターネットでの中継、明日と明後日に大盤解説会が行われますので、多くの方にご来場いただきたいです」

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(谷川専務理事の挨拶を見つめる渡辺竜王)

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東和男・日本将棋連盟常務理事(七段)
「ここは40年以上前に万博が行われた思い出の場所。当時、私は中学生くらいで将棋をやり始めて、アマ初段になったかならないかですが、自分のプロの存在を意識しだしたころです。その思い出深いところで将棋界最高のタイトル戦が行われることは感慨深い。この環境の中で名局が誕生することは間違いありません。前夜祭に出席された方もご都合はあるでしょうが、ぜひ大盤解説会に出席していただきたいと思います」

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(10月某日)