加古川市民会館で行われている現地解説会の模様をお伝えする。
記者が市民会館を訪れると、解説を担当していたのは地元加古川の加古川観光大使稲葉四段と、弟弟子の菅井四段(ともに井上八段門下)。本譜は中盤の急所を迎えていて長考が続いているが、両解説者にとっても難しい局面。様々な変化が現れては消えていった。ただし一貫して述べられていたのは、「先手がやや難しそうだ」ということだった。
菅井 「先手が良いと思っていたんですが、攻めきるのは難しいですね」
稲葉 「歩がないので・・・」
会場内からも、「△3六歩だと・・・」などと知り合い同士で検討する囁き声が聞こえた。
(現地大盤解説会場。「小ホール」だが、かなり大きい。職員の方の話によると、500人ほど収容できる広さなのだそうだ。)
(解説の菅井四段。考え込む場面がよく見られた。)
(稲葉四段)
(会場は大盛況。250人ほどのファンが詰めかけている。)
(若葉)