2010年8月30日 (月)

対局再開。再開後の着手は▲8六金。

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夕食休憩が終わり、対局が再開された。再開後に指された羽生の着手は▲8六金(左図)。まさに棋士室の検討陣が休憩前に調べていた手だ。

先ほど検討されていた変化は、上図から△4九角成▲9五金△5八馬▲同金△6五歩▲8四金△同歩▲6五銀△7五飛▲7七桂△6五銀▲同角△7六歩▲6四角△7三桂▲7四歩△7七歩成▲6九玉△4八銀(再掲・参考図)。「こうはならないだろう」と言われている最も激しい変化だ。

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棋士室のその後の検討では、後手玉に詰みは見つからなかった。一例として、▲7三歩成△同金▲8三飛△7一玉▲7三飛成△同飛▲8二銀△同玉▲7四桂△7二玉。どう指しても詰みそうな局面だが、ギリギリ残しているのではという見解だ。