2007年12月12日 (水)

▲5五歩は疑問?

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この手を見た鈴木八段は「うーん、中飛車にするなら先に▲5八飛の方が手広いのでは?」。

先に▲5八飛なら△6二銀▲4八玉△6四歩▲3八玉△6三銀▲2八玉△4一玉▲3八銀が一例。5筋の位を取るかどうかは後で決めたほうがいいということのようです。その局面で長谷部九段が継ぎ盤に陣取って△5四歩。「うんうん、まあ僕の感覚ならこうだよね。検討だから何を指してもいいんでしょ(笑)」。

実戦は▲5五歩以下、△4二銀▲5八飛△5二飛。過去に実戦例が1局だけある形ですが、早くも力比べの様相を呈してきました。

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(烏)