2007年11月の記事

2007年11月12日 (月)

対局場検分は17時から行われました。

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(佐藤二冠が先に入室。中央は立会人の島朗八段、その左は中座真七段)

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(関係者一同が見守るなか駒が並べられる)

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(佐藤二冠)

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(渡辺竜王)

お互い不満はないようですぐに終了となりました。関係者は18時半から、夕食となります。

(桜木)

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(羽田空港。東京は快晴だった)

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(新千歳空港に降り立った渡辺明竜王)

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(北海道に到着した佐藤康光二冠。左は解説担当立会人の中座真七段)

関係者一行はお昼過ぎの便で羽田空港から札幌へ飛びました。新千歳空港到着は15時過ぎ。車で札幌市街に向かい対局場の「札幌後楽園ホテル」には16時過ぎに到着しました。

(桜木)

第20期竜王戦七番勝負第3局が、11月13日・11月14日に北海道札幌市の「札幌後楽園ホテル」で行われます。
第2局目を逆転勝ちし、佐藤二冠が1勝1敗のタイとし、むかえた第3局。今後の勝負の行方を占う意味でもこの第3局は、両者にとって重要な1戦となります。

こちらのサイトでは、七番勝負の模様を画像と文章でレポートします。第20期竜王戦中継サイト の中では、説明しきれない詳細情報や周辺的な捕捉情報を掲載しております。ぜひご覧下さい。

2007年11月 1日 (木)

対局翌日、棋譜が伊勢神宮に奉納されます。

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まずは関係者一同で記念撮影が行われました。

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立会人の谷川九段が棋譜を持ち、先頭に立ちます。

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手水を使い、清めます。

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 装束を着用した神職に棋譜が奉納され、「伊勢神宮奉納 第20期竜王戦七番勝負第2局」が終了いたしました。

 引き続いて第3局は11月13・14日に北海道札幌市の「札幌後楽園ホテル」にて行われます。立会人は島朗八段と中座真七段が務めます。

(零)

渡辺竜王
「せっかく難しい、見応えのある将棋だったのに最後のポカが残念、心残りです」
佐藤二冠
「途中からは苦しく、119手目▲2二竜で負けを覚悟しました。最後はツキがありました」
谷川九段
「見所の多い対局でした。双方一分将棋、手数も140を超え、不動駒も3枚、奉納将棋にふさわしい大熱戦だったと思います」
杉本七段
「大熱戦だと思います。途中挑戦者有利の局面もありましたが、竜王の反撃が強烈で勝ちになっていました。125手目の▲5二馬が実戦的には危険で、▲7七銀打なら安全勝ちだったでしょう」
竹内三段
「前例がない将棋でしたので1日目から注目してみていました。最初は佐藤先生が勝っているのかと思いましたが、途中で渡辺先生が逆転したようですね。最後は驚きました」

(零)

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明日、伊勢神宮内に奉納される棋譜です。

右の署名は対局者、立会人の直筆です。棋譜は記録係直筆の原本です。

2通あり、1通は伊勢神宮内に奉納され、もう1通は東京の将棋会館に保管されます。

(零)

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感想戦が始まりました。

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佐藤二冠は自身の勝利が信じられないのか、不思議そうな顔をしています。

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「急に良くなってびっくりしたんですが……」

勝ちの局面から、急転直下の逆転劇に納得いかないのでしょうか。竜王の表情も冴えません。

(零)

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控室は「逆転か?」の声が上がりました。▲同玉△6九馬が典型的な「金なし将棋に受け手なし」の局面のようです。

▲6九金が「ポカではないか?」と言われています。 考慮中に竜王の残り時間も2分となりました。

(零)