2007年11月 1日 (木)

対局者、関係者の感想

渡辺竜王
「せっかく難しい、見応えのある将棋だったのに最後のポカが残念、心残りです」
佐藤二冠
「途中からは苦しく、119手目▲2二竜で負けを覚悟しました。最後はツキがありました」
谷川九段
「見所の多い対局でした。双方一分将棋、手数も140を超え、不動駒も3枚、奉納将棋にふさわしい大熱戦だったと思います」
杉本七段
「大熱戦だと思います。途中挑戦者有利の局面もありましたが、竜王の反撃が強烈で勝ちになっていました。125手目の▲5二馬が実戦的には危険で、▲7七銀打なら安全勝ちだったでしょう」
竹内三段
「前例がない将棋でしたので1日目から注目してみていました。最初は佐藤先生が勝っているのかと思いましたが、途中で渡辺先生が逆転したようですね。最後は驚きました」

(零)