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2024年7月 1日 (月)

昼食休憩中の対局室

Img_9763(昼食休憩の局面▲4七金まで)
Img_9772(盤駒は万松寺所有のもの)
Img_9771(駒は桐月師作、菱湖書)
Img_9767_2(下座側から眺める)

(武蔵)

昼食休憩

2024070137図の局面で12時となり、昼食休憩に入りました。昼食休憩までに藤井棋聖が消費したのは17分で、ここまでの消費時間は▲山崎1時間10分、△藤井1時間30分。昼食の注文は、藤井棋聖が温かい肉うどん、山崎八段は名物ひつまぶし。飲料はどちらもオーガニック・アイスルイボスティーを頼みました。対局再開は13時です。
Img_9762(麺類には、いなり寿司がセットでついてくる)
Img_9757(名古屋名物といえばのひつまぶし)
Img_9758(脂がのったうなぎ)

(武蔵)

観戦記は産経新聞で

観戦記は盤上だけでなく、対局の模様や裏側なども楽しめます。棋聖戦の観戦記は産経新聞に掲載され、本局の観戦記は岩田大介さんが執筆します。本日の産経新聞には、今期決勝トーナメント準決勝▲佐々木大地七段-△佐藤天彦九段戦の最終譜が掲載されました。こちらの観戦記は君島俊介さんが執筆されています。

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(武蔵)

午前の大盤解説会

現地の大盤解説会は、万松寺2階の「白龍ホール」と、万松寺ビル8階の「のぶながホール」の2箇所で開催されています。各棋士が交代で解説と聞き手を務めます。いずれの会場もモニターに盤面を映し、座って解説しているのが目新しい解説会です。

Img_9740(前夜祭が催された白龍ホール)

Img_9744(澤田七段は藤井棋聖との対局について語った)
Img_9747(長谷川女流二段)
Img_9728_2(のぶながホールは、白龍ホールと比べて落ち着いたトーン。解説は久保九段と榊女流2級の師弟で務める)
Img_9731(榊女流2級と長時間の解説会は初めてだという)
Img_9727(榊女流2級)

(武蔵)

亀嶽林 萬松寺

対局場の万松寺は、天文9年(1540年)に建立されました。正式山号寺号は「亀嶽林 萬松寺」(きがくりん ばんしょうじ)。織田家、徳川家に縁があり、480年以上の歴史があります。信秀の葬儀で信長が抹香を手づかみにして位牌に投げつけ、「尾張の大うつけ」の噂が高まった逸話で知られる「抹香事件」がおこった寺としても有名です。名古屋大空襲によって焼失しますが、その後復興を果たしました。
お寺とは思えない近代的な建物で、巨大な白い竜のモニュメントは目を引きます。名古屋市の代表的な繁華街である大須商店街に立地し、多くの参拝者で賑わいを見せます。

【万松寺】
http://www.banshoji.or.jp/

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Img_9603(白龍のモニュメント)
Img_9605(昨日、記念撮影が行われた本堂)
Img_9203(定時にからくり人形が登場するが、大きな音がするため、本日は止められる)

(武蔵)

戦型

202407012910時30分頃の局面です。山崎八段は▲6六歩で角道を止めて交換を防ぎました。交換がなくなると、後手は▲4五銀の処置が難しくなる恐れがあります。継ぎ盤で、松尾八段と長谷川女流二段が駒を動かし、△4一玉▲6八銀△6四歩▲6七銀上△6三銀▲4五銀△4四歩▲3四銀△5一角▲2四歩△同歩▲6五歩△3三歩▲2三歩△3一銀▲4四角△3四歩▲1一角成(変化図)という順が検討されました。2024070147後手が強く迎え撃った順で、松尾八段は「(攻めが)うまくいくかはわからないですね」と感想を残しました。
Img_9720(松尾八段と長谷川女流二段が盤を挟み、久保九段が横から眺める)

(武蔵)

午前のおやつ

10時、午前のおやつの時間となりました。藤井棋聖はプチパイナップルパフェとアイスティー、山崎八段はパンダコーヒーゼリーとカフェラテを注文しました。ドリンクを頼むと、パンダのマシュマロもついてきます。
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Img_9716(愛くるしいパンダのラテアート)

(武蔵)

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