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2025年6月17日 (火)

前夜祭(3)

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(五嶋清・産経新聞社取締役大阪代表)
「ここ淡路島は忘れもしない30年前、ここを震源地とする阪神・淡路大震災が起きました。震災翌年の平成8(1996)年、復興を願う地元の方々の誘致によって棋聖戦が実現して以来、長く地元の人に受け入れられ、長きに渡ってこれを続けることができたことに意義を感じております。
 先ほどお話をうかがっておりましたら棋士の皆様はこどもの頃から将棋を指しているので前日に緊張のあまり眠れないとか、物事が手につかないとか、そういうことはないそうです。対局者のおふたりには明日全力を尽くしていただくためにも、今日はお風呂なり景色なりを存分に楽しんでいただきたいです。
 第1局は終盤まで激しい攻め合いを繰り広げ、藤井棋聖が最終的に押し切る形になりました。杉本六段が巻き返しを図れるかどうか、この第2局はシリーズの今後を占う重要な一局になり、注目も高まっています」

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(糸谷哲郎・公益社団法人日本将棋連盟常務理事)
「淡路島での棋聖戦も30年開催されており、関西将棋界の夏の風物詩として非常に親しまれております。こういった素晴らしい海を見て指せる対局場はなかなか少なく、何回か来た私もまた楽しみにしていました。
 第1局は非常に激闘で、本局もこの淡路島での長い棋聖戦の歴史に新しい1ページを刻み、この海に輝く朝日のごとくきらめく一局になることを期待しています」

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(棋士紹介。立ち上がっているのが記録係の関祐人三段)

(翔)

前夜祭(2)

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(対局者が入場)

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(濱田知昭・翔け淡路島 棋聖戦実行委員会委員長)
「今年は阪神・淡路大震災から30年です。当時、大きな被害を受けた淡路島を将棋で元気にしようということで棋聖戦を淡路島に誘致できました。
 本局のおふたりは対照的とされていて、藤井聡太棋聖は天才肌のエリート、序盤が非常に強いと評価されています。対して杉本和陽六段は苦労人であり努力家で、終盤の粘り強さに定評があります。両者に共通するのは夢を追いかけることを諦めない、そして勝負を諦めない精神です。そういった気持ちがあるから今日という日を迎えられたのだと思います」

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(上崎勝規・洲本市長)
「皆さん、一度海のほうをご覧ください。ここ数日は雨が続いていて、こんなに大阪湾が輝く日はありませんでした。皆様方の日頃の行いと、藤井棋聖、杉本六段の日頃の行いのよさがこの天気を呼んだと思っております。
 この淡路島は、いまはタマネギの収穫が終わり、田んぼに水が入り、稲を植えているという時期です。おいしいものもいっぱいありますので、皆様にも楽しんでいただきたいです。ホテルニューアワジにお泊まりの方は夜の食事だけでなく、午前5時頃から白み始める美しい朝日もお楽しみいただき、そして白熱した勝負も満喫してください」

(翔)

前夜祭(1)

18時からホテル内で前夜祭が行われています。

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(多くの料理が用意されている)

(翔)

検分

16時から対局室の検分が行われました。

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(検分前、どこに座るか打ち合わせる副立会人の稲葉陽八段と、日本将棋連盟常務理事の糸谷哲郎八段)

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(両対局者がそろい、検分が始まった)

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(立会人の小林健二九段が、空調や照明の要望を確認する)

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(検分のあと、インタビューを受ける藤井聡太棋聖)

【藤井聡太棋聖インタビュー要約】

第1局は形勢判断が難しい局面が多く、終盤の急所で判断ミスが生じたので、終盤での指し手の精度を高めなければならないと思いました。
杉本六段とは久しぶりの対戦で、長い持ち時間では初めてでした。急所がわからないように指されたので高い技術を改めて感じました。対抗形の将棋では戦いが起こってから長い中盤戦が続くことが多く、時間配分を意識することが重要だと思います。
ホテルニューアワジでの対局は2年ぶりで、過去の成績はあまりよくないですが(1勝2敗2千日手。2連敗中)、挽回したいという意識は特になく、集中して指せればと思います。

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(インタビューを受ける杉本和陽六段)

【杉本和陽六段インタビュー要約】

第1局は終盤まで接戦に持ち込めたものの、藤井棋聖の懐に全く届いていない感触がありました。藤井棋聖の終盤は迫力があり、こちらも気を引き締めて臨む必要があると思います。初めてのタイトル戦でしたが、タイトル戦ならではのイベントもあって緊張感がありました。いまはその緊張感が和らいできたように思います。
淡路島は初めてですが、もともと自然が好きで思い悩んだ時に海に行って物思いにふけることも多いので、今回はうってつけの素晴らしい場所です。対局中に外の景色を眺めてリフレッシュもできそうです。
第2局は後手番なので序盤は追随する展開になると思いますが、離されずに終盤で競り合う展開にできればと思います。第1局は善戦したと評価していただいていますが、勝負している以上は善戦では全く意味がないと思っています。

(翔)

ヒューリック杯棋聖戦第2局は18日に対局

みなさんこんにちは。藤井聡太棋聖に杉本和陽六段が挑戦するヒューリック杯第96期棋聖戦五番勝負(主催:産経新聞社、日本将棋連盟、特別協賛:ヒューリック株式会社)第2局は、2025年6月18日(水)に行われます。

対局場は、兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」。先手は藤井棋聖。

持ち時間は各4時間。対局開始は9時。昼食休憩は12時~13時です。

立会人は小林健二九段、記録係は関祐人三段(井上慶太九段門下)、観戦記担当は本間博七段、現地大盤解説は稲葉陽八段、聞き手は村田智穂女流三段がそれぞれ務めます。

本局の模様は棋譜・コメントを飛龍、ブログを翔がお届けいたします。よろしくお願いいたします。

【産経新聞社】
https://www.sankei.jp

【ヒューリック株式会社】
https://www.hulic.co.jp

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(淡路サービスエリアから見える明石海峡大橋。手前は本州四国連絡高速道路シンボルキャラクターの「わたる」くん)

(翔)

2025年6月 4日 (水)

機関庫見学(2)

20250604a7303077(作業服に着替える二人。写真左の副立会人を務めた近藤正七段も鉄道好きで知られる)

20250604a7303179(SL大樹)

20250604a7303148(藤井棋聖は職員の説明に熱心に耳を傾けていた)

20250604a7303127(運転席に乗り込み、出発進行の合図)

20250604a7303172(杉本六段。運転席付近は熱を帯びて暑かった)

20250604a7303163(レバーを引いて、実際に汽笛を鳴らす)

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以上で第1局のブログ更新を終了します。ご観戦くださいまして、ありがとうございました。

(玉響)

機関庫見学(1)

第1局の翌日、両対局者は日光市内の東武鉄道下今市駅にある蒸気機関車を見学しました。

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20250604a7303030(写真左手の藤井棋聖は興味深そうに眺め、杉本六段は自身のスマートフォンで撮影していた)

20250604a7303023(「SL大樹ふたら」が汽笛をあげて発進)

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(玉響)

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