カテゴリ

2025年6月 3日 (火)

戦型は先手三間飛車

20250603_36_2先手番を得た杉本六段は、十八番の三間飛車を採用しました。角道を止めるオーソドックスな振り飛車ですが、トーチカ囲いと組み合わせているのが工夫です。対する藤井棋聖は穴熊に組み上げました。現局面は手元のデータベース上に10局の前例があり、そのうち3局は杉本六段が先手番を持って経験しています。

(玉響)

対局開始

20250603a7302668(杉本六段は初手を指す直前、藤井棋聖のほうに視線を向けていた)

Photo(初タイトル戦の初手は▲7六歩)

Photo_2 (藤井棋聖の2手目は△8四歩)

20250603a7302693

(玉響)

朝の対局室

杉本六段は8時35分、藤井棋聖は50分に対局室入りしました。振り駒は藤井棋聖の振り歩先で行われ、「と金」が4枚。杉本六段の先手番で開始されました。

20250603a7302566

20250603a7302574

20250603a7302586

20250603a7302598

20250603a7302623

20250603a7302605

20250603a7302642 (開幕局の振り駒は、都筑豊・東武鉄道代表取締役社長が行った)

(玉響)

本日のスケジュール

おはようございます。
本日の対局スケジュールは以下の通りです。

09:00 対局開始
10:00 午前のおやつ
12:00 昼食休憩
13:00 対局再開
15:00 午後のおやつ
??:??  終局

20250602a7302148(日光金谷ホテル別館「ロイヤルハウス」)

(玉響)

2025年6月 2日 (月)

前夜祭(4)

前夜祭の料理の一部をご紹介します。

20250602a7302480

20250602a7302392

20250602a7302397

20250602a7302384

20250602a7302493

本日のブログ更新は以上となります。明日9時からの対局をお楽しみに。


(玉響)

前夜祭(3)

両対局者は明日の対局に備えて退室。その後はトークショーが開かれました。

20250602a7302500_2(左から和田あ女流二段、藤井猛九段、近藤正七段、戸辺七段、吉田三段)

20250602a7302506

20250602a7302517

20250602a7302502_2

20250602a7302535途中から山本博志五段(写真右)が飛び入り参加。『将棋世界』で第1局の観戦記を担当する

トークショーで交わされた話の一部をご紹介します。

近藤正七段「振り飛車党って結構、繊細な人が多いっていわれてますけど」
藤井猛九段「逆じゃない。豪快な人、自由奔放な人が多いんだから。そもそもゴキゲン中飛車は、このご機嫌な人(近藤正七段)から作られたんだから」
近藤正七段「杉本さんが先手番なら中飛車、後手番なら三間飛車を予想します」
山本博五段「杉本さんは泥沼で長期戦でしょうかね。とりあえず絶対穴熊なんですよ。150手を超える戦いがやっぱり杉本さんの持ち味だと思います」
戸辺七段「杉本さんはすごいファイターなんですよ。終盤とかも洗顔ペーパーで顔を拭いて、目をぐわっと見開いて勝ちに行くような杉本ポーズっていうのがあります」

(書き起こし=紋蛇、写真=玉響)

前夜祭(2)

両対局者は明日に向けて抱負を語りました。

20250602a7302460(藤井聡棋聖)

「今期の棋聖戦は杉本六段とのシリーズになりまして、私にとってとても新鮮な五番勝負になるのかなと思っています。一手一手を大切に指せていけたらと思っています。
さて、今日は東武特急「スペーシアX」に乗って、こちらにやって参りました。今回は特別に先頭車両の「コックピットラウンジ」に乗車する機会をいただきまして、車内の雰囲気と前面展望をより一層楽しむことができたと感じています。前面展望を見ていますと、景色が少しずつ移り変わっていって、それを見ていると本当に飽きないなという感じがします。
明日の対局では盤上において、そういった一手ごとの景色の移り変わりというのも表現できるように全力を尽くしたいと思っています」

20250602a7302467(杉本和六段)

「前夜祭にたくさんの方にご来場いただきまして、とても嬉しく思うとともに、自分がタイトル戦に出ているんだなという実感を改めて感じているところでございます。
私は日光に来るのは初めてだったのですが、先ほど日光東照宮に参拝させていただいて、荘厳な雰囲気に圧倒されました。対局場の日光金谷ホテル様の素晴らしい建造物、歴史的な建造物の中で明日の対局を行えるということに、棋士冥利に尽きるなと改めて感じております。
私の師匠の米長は初タイトルが棋聖で、永世棋聖の称号を獲得するなど、棋聖戦は大変ゆかりのあるタイトルとなっています。今回も挑戦を決めた際に師匠の奥様に一応、挑戦の報告をしに行ったんですけれども、大変驚かれてしまいまして。その時に幸運にも和服をいただけることになりまして、明日の第1局はそれを着用して臨もうかなと思っています。
師匠は「さわやか流」と「泥沼」をあわせもった棋風といわれています。自分はかなり泥沼の部分を受け継いだような棋風になっているんですけれども、そういった自分の持ち味を発揮して、明日は皆様に熱戦をお見せできたらなと思っております」

20250602a7302434

20250602a7302449

(書き起こし=紋蛇、写真=玉響)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===