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(大盤解説会聞き手・榊菜吟女流2級)「振り飛車も見たいが、相掛かりではないかと思う」(記録係・清水航三段)「山崎先生に『清水君の勉強になるように頑張ります』といわれた。振り飛車が好きなので先手中飛車と予想する」(最後に久保九段が総括して、前夜祭が終了した)(武蔵)
(大盤解説会解説・澤田真吾七段)「普通に進むのか変わった形になるのか。戦型は相掛かりと予想。自由な将棋を見たい」
(大盤解説会解説・宮嶋健太四段。本日の対局後に訪れ、大きな拍手が送られた)「山崎八段はよく若手棋士と指している。藤本渚五段が得意な雁木を見てみたい」(大盤解説会聞き手・村田智穂女流二段)「山崎八段がどのような将棋を指すか注目。個人的には振り飛車を見たい」(大盤解説会聞き手・長谷川優貴女流二段)「序盤から目が離せない。第1局、第2局のように自由な将棋を期待したい」(武蔵)
両対局者の退場後、歓談のあと、関係者による見どころ紹介が行われました。(乾杯挨拶 与田剛・中日ドラゴンズ前監督) 「監督時代は詰めの一手が甘かった。ドラゴンズの逆襲を祈念して」(会場後方では珍しいマグロの解体ショーに多くのお客様が集まる)(解体されたマグロは、寿司や刺身で提供された)(立会人を先頭にして、関係者が登壇する)
(立会人・久保利明九段)「序盤は山崎ワールドが出ている。戦型予想は相掛かり。自由奔放な指し回しを見てみたい」
(副立会人・松尾歩八段)「終盤のねじり合いを期待したい。戦型は相掛かりと思うが、新しい形を見せてもらえるのでは」(武蔵)
関係者のあいさつのあと、花束贈呈、両対局者の決意表明と続きます。(開催地激励挨拶 大藤元裕・万松寺住職)「万松寺でのタイトル戦は8回目になる。何よりも対局がスムーズに気持ちよくできるように」(万松寺関係者による花束贈呈)
(山崎隆之八段)「調子が悪いわけではなく、読みを上回られている。自分のベストを尽くすしかない」(藤井聡太棋聖)「万松寺での2018年の名人戦では感想戦まで見学でき、勉強になった。明日は全力を尽くしたい」(あいさつのあと、対局者は退場。惜しみない拍手が送られた)(武蔵)
(特別協賛挨拶 西浦三郎・ヒューリック株式会社代表取締役会長)「千駄ヶ谷の駅前にあるビルの1階が新しい将棋会館になる。お二人には明日、いい棋譜を作っていただければ」
(歓迎メッセージ 大村秀章・愛知県知事)「昨年は藤井棋聖に愛知県の県民栄誉賞をお贈りした。記録に残る大熱戦を期待したい」(歓迎メッセージ 河村たかし・名古屋市長)「将棋は400年以上たっても最終的な最善手が発見されていない」(河村市長からの問いかけに、にやりと笑う対局者)(武蔵)
万松寺2階「白龍ホール」で、18時から前夜祭が催されました。同ホールは、明日は大盤解説会場に変わります。
(藤井棋聖が姿を見せ)(山崎八段があとに続いた)
(主催者挨拶 鈴木裕一・産経新聞常務取締役)「藤井棋聖が最年少で永世棋聖の称号を得るのか、山崎八段が初タイトルへの夢をつなぐのか」
(主催者挨拶 佐竹康峰・公益社団法人日本将棋連盟常務理事)「年齢差20歳、梅雨空を跳ね返すような熱い戦いを期待している」(武蔵)
祈祷後、明日の対局に向けての「検分」が始まりました。検分は対局に使用する盤や駒、対局室の具合などを確認する作業です。駒は2種類用意されました。一時は部屋の明るさについて、藤井棋聖が言及する場面もありましたが、大きな問題なく終了しました。
(藤井聡太棋聖)(山崎隆之八段)(2種類の駒を並べ、藤井棋聖は「では、こちらで」と選んだ)(盤や駒だけではなく、盆周りも確認する。ふたりとも温かい茶を頼んだ)
(検分終了の一礼)(武蔵)