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2018年6月30日 (土)

感想戦

Photo_76(インタビュー後は感想戦)

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(感想戦は1時間ほどで終了)

インタビュー

――豊島八段、本局を振り返っていかがでしたか。

豊島八段 力戦型で、ずっと難しい将棋でしたが、途中は疑問手やよくない手をたくさん指していたと思います。

――羽生棋聖のほうが、出だしで工夫されたと思います。しかしわずか3分で▲7八金を指しましたが、あのあたりはいかがでしたか。

豊島八段 予測はしていませんでしたが、この段階で考えても先の見通しが立てられないので。

―― 2勝1敗でタイトルにあと1勝となりました。次への意気込みをお願いします。

豊島八段 次の対局もしっかり準備をして頑張りたいと思います。

――羽生棋聖、工夫の出だしでしたが、いかがでしたか。

羽生棋聖 (△3二金~△7二飛で)力戦調の将棋にはなると思いましたが、そのあとが指してみないことにはよくわからないので。ただ端を攻められたところで少し悪くなってしまいましたね。もう少しゆっくりとした指し方をすべきだったかもしれません。

――1勝2敗となってしまいましたが、次への意気込みをお願いします。

羽生棋聖 気持ちを切り替えて、また次に臨みたいと思います。

Photo_84(終局直後の豊島八段。初タイトルまであと1勝に迫った)

Photo_74 (同じく羽生棋聖。カド番に追い込まれた)

(康太)

豊島八段が2勝目を挙げる

03_145棋聖戦第3局は19時33分、145手で豊島八段が勝ち、五番勝負の成績を2勝1敗としました。消費時間は、▲豊島3時間59分、△羽生3時間59分(持ち時間は各4時間)。


(牛蒡)

羽生棋聖、粘りの指し回し

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図の局面は羽生棋聖が数の負けている5七に突っ込んでいったところ。5筋の歩を取ると▲5四歩が発生。さらに桂を渡すので▲3四桂も生じます。これでは終局が近そうだと見られていました。ところが……。

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1図以下、▲同銀△同桂成▲同角△5五角成▲3四桂△2二歩(2図)と進行。最後の△2二歩が1二竜の利きを遮っており、後手玉への厳しい攻めが見えにくくなりました。まだ駒損の羽生棋聖が相当に苦しいのは間違いないですが、先手も楽観できる状況ではないようです。

(康太)

豊島八段が突き放す

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△3七角以下、▲4二桂成△同銀▲6八銀打△5一金▲2二竜と進みました。最後の▲2二竜に「なにもしないのがいい手かー」と控室で声が。▲2二竜では▲7四歩も見えるところでしたが、じっと後手玉との間合いを詰めておくのが落ち着いた好手と評判です。形勢は先手が突き放したと見られています。

(康太)

形勢接近

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ここで△3七角が先手としては厄介と見られています。狙いは△7九歩成~△5九角成の殺到ですが、しかし意外と受けが難しいでしょうか。控室では▲4二桂成△同銀▲6八銀打が示されていますが、それでは先手自信ありともいえないようです。Photo_71(青野九段が継ぎ盤で検討を進める)

(康太)

局面は先手リード。現局面で豊島八段が長考に

午後から激しい攻防が展開され、形勢は先手がリードしたようです

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しかし羽生棋聖も△6五桂打と反撃。跳ねられる地点に重ね打ったのは▲7六金の催促を警戒した意味があるようです。対して攻めるか、受けるか。判断の難しい局面で、豊島八段が長考に入っています。

Photo_70 (モニターで見た対局室の様子)

(康太)

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