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2018年7月10日 (火)

早い進行

20180710d 開始から1時間ほどが経過した頃、先手の羽生棋聖が▲4五桂(第1図)と跳ねて局面を動かしにいきました。第1図は過去に豊島八段が先手を持って経験しており、その将棋では相手の澤田真吾六段が△2二銀と応じていましたが、本局では豊島八段が△4四銀を選択。10時15分現在、以下▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2九飛△6五歩(第2図)まで進んでいます。控室の村山七段は、豊島八段はこの△6五歩に期待して△4四銀を選んだのだろうと話しています。

20180710e

Dsc_1272(控室の様子。早い進行に、「検討が追いつきませんね」と村山七段)

Dsc_1280 (村山七段の検討を見守る屋敷九段)

(睡蓮)

10時のおやつ

10時になり、両対局者に午前のおやつが出されました。注文はともに「フルーツ盛り合わせ(新潟・白根地区産の桃、オレンジ)」。羽生棋聖はさらにホットコーヒーを頼んでいます。

Dsc_1255

Dsc_1259

Dsc_1264 (控室にはスイカが出された)

(睡蓮)

戦型は角換わり

20180710a_2図は9時35分過ぎの局面。戦型は立会陣の予想通り、角換わりになりました。互いにさして時間を使うことなく、淡々と指し進めています。現状は先後で同じ形です。

(睡蓮)

対局開始

Dsc_12352_2 (開始直前の対局室。緊張感が漂う)

Dsc_1236 (定刻になり、屋敷九段の合図で対局開始)

Dsc_1241 (羽生棋聖はすぐに▲2六歩を着手)

Dsc_1251 (いよいよ大一番が始まった)

(睡蓮)

朝の対局室

対局は定刻通りの9時に開始されました。まずは開始前の対局室の様子をお伝えします。

Dsc_1125 (8時30分過ぎ、立会人の屋敷九段と記録係の高橋二段はすでにスタンバイ)

Dsc_1128 (屋敷九段と話しているのは、産経新聞観戦記担当の星野崇さん)

Dsc_1129 (高橋二段は駒を磨き終えた)

Dsc_1152 (8時45分、豊島八段が先に入室)

Dsc_1179 (羽生棋聖は8時50分過ぎに姿を見せた)

Dsc_1186 (間を置かずに対局準備に入る)

Dsc_1188

Dsc_1211

Dsc_1216

(睡蓮)

高島屋

高島屋は、これまでにも数多くタイトル戦が開催されてきた将棋界に縁の深い宿です。本館は築260年の庄屋屋敷(国の有形登録文化財)で、実に風情ある佇まい。緑豊かな庭園を備えており、対局室からは凛とした美しさを感じさせる竹林を眺めることができます。
「泊まれる料亭」といううたい文句の通り、食事も宿泊の楽しみの一つ。地元の旬の食材を生かした彩り豊かな伝統的日本料理を堪能することができます。
近年の棋聖戦では番勝負の後半の対局場になることが多く、2015年の第86期からは3期連続で、この高島屋において番勝負が決着しています(いずれも羽生棋聖が防衛)。なお、第86期は豊島八段(当時七段)が棋聖に初挑戦した期。決着局となった第4局は、羽生棋聖が6三に打った歩をその直後に▲6二歩成と消しにいったことでも話題を呼びました。

【高島屋】
http://www.takasimaya.co.jp/

【第86期棋聖戦五番勝負第4局 ▲羽生善治棋聖-△豊島将之七段戦(肩書は対局当時)】
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/86/kisei201507150101.html

Dsc_1087

Dsc_1081 (温かな雰囲気のロビー)

Dsc_1085 (故・原田泰夫九段が「名局の宿」と書した掛け軸が飾られている。原田九段は新潟県分水町の出身)

Dsc_1084 (こちらは今期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の記念扇子)

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Dsc_0796 (対局室からの景色)

(睡蓮)

本日のスケジュール

おはようございます。対局日の朝となりました。本日のスケジュールは以下の通りです。


■一日のスケジュール
9:00      対局開始
10:00     午前のおやつ
12:00~13:00  昼食休憩
14:30     現地大盤解説会開始
15:00     午後のおやつ

Dsc_9971 (田園の風景)

(睡蓮)

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