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12時40分に対局が再開され、渡辺名人は数分たってから盤上に手を伸ばしました。両対局者とも険しい表情です。
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12時、渡辺名人が18分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡辺名人44分、△永瀬王座56分。昼食の注文は渡辺名人が月替わりA定食「~黒胡麻香る~豚肉と春キャベツの回鍋肉」(紫金飯店)、永瀬王座が山かけそば(ほそ島や)と納豆オムレツキムチ入り単品(鳩やぐら)。永瀬王座は昼食とは別にバナナ3本とホットコーヒーを買い出しで頼んでいます。対局は12時40分に再開されます。
立ち上がりは渡辺名人が矢倉を目指しました。永瀬王座の速攻含みの構えに対し、右銀を上がるよりも先に▲5六歩(15手目)が趣向です。
早めに2筋の歩を交換して角を動かし、▲6七金右(35手目)と堅陣を組み上げました。バランスのいい後手陣とは対照的です。現代感覚は堅さよりもバランスを重視しますが、相手より堅い形を生かして細い攻めをつなぐのは渡辺名人が得意とするところ。最近の名人戦七番勝負でもその強みを生かした勝利がありました。永瀬王座の対策に注目です。
本局の観戦記は勝又清和七段が担当します。今日の産経新聞朝刊に掲載されていてる観戦記は、二次予選の佐々木勇気七段と八代弥七段による一戦。それぞれの師匠の言葉が印象的です。こちらも勝又七段が執筆しました。
定刻の10時、対局が始まりました。渡辺名人は腕組みをして目を閉じ、険しい表情で少しの間そのままの姿勢でした。消費時間には1分が記録されましたが、対局室では長い時間に感じられました。
本局は特別対局室で行われます。永瀬王座は9時30分前には対局室に姿があり、渡辺名人は9時40分ごろに入室しました。振り駒の結果は歩が4枚。渡辺名人の先手に決まりました。
本局の模様はABEMAで中継されます。解説はありません。
■ABEMAhttps://abema.tv/channels/shogi/slots/Cwn9FoV6D3vfC3