カテゴリ

2021年6月18日 (金)

棒銀

Kisei20210618010128 図は渡辺名人が△8四銀と出たところ。立会人の小林健九段は「棒銀ですねー。普通は△7四銀と出たほうが幅が広そうに思えるところですけど、どう違ってきますかね」と感想を述べました。

Photo_22 (控室で検討する立会人の小林健二九段と日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段)

Photo_23 (小説家の湊かなえさん。本局の産経新聞観戦記を担当する。観戦記は6月28日(月)の文化面に掲載される)

Photo_24 (控室のモニターに映る対局室の様子)

(潤)

ホテルニューアワジ(1)

Photo_16 (ホテルニューアワジの正面玄関)

Photo_17 (ホテルニューアワジでの五番勝負の対局は、前期は新型コロナウイルス感染防止の影響で開催中止となったが、第90期まで23期連続で続いており、今期は無事に開催となった)

Photo_18 (道路を挟んだホテル前には滝が打たれていた)

Photo_19 (ホテルニューアワジへは本四海峡バスや西日本JRバス「淡路夢泉景前」の停留所から徒歩2分ほどで着く)

Photo_21 (時刻表)

(潤)

戦型は相掛かり

Kisei20210618010120_3 戦型は第1局に続いて相掛かりとなりました。図は渡辺名人が8六にいた飛車を引き揚げたところ。△3六飛と歩を取れるところでしたが誘いには乗らず、相手に手を渡しました。

Photo_15 (乱戦の誘いには乗らなかった渡辺名人)

(潤)

 

 

対局開始

Photo_10 (定刻の9時に対局が開始された)

Photo_11 (初手を指す前にお茶を飲む藤井棋聖。デビュー時から変わらないルーティーンだ)

Photo_12 (初手▲2六歩を指す藤井棋聖)

Photo_13 (渡辺名人も2手目に飛車先を突いた)

Photo_14 (2手目が指されたあとに報道陣が退出。その間に藤井棋聖は3手目の▲2五歩を指していた)

(潤)

開始前

Photo_2 (8時40分頃の対局室)

Photo_3 (8時44分、渡辺名人が先に入室した)

Photo_5

Photo_6 (藤井棋聖は8時45分に入室した)

Photo_7

Photo_8 (すぐに一礼が交わされた)

Photo_9 (藤井棋聖によって盤上に駒が広げられた)

(潤)

 

第2局のスケジュール

おはようございます。第2局のスケジュールは以下の通りです。

9:00         対局開始
10:30        午前のおやつ
12:00~13:00  昼食休憩
15:00        午後のおやつ

Photo (ホテルニューアワジから臨む外の様子。雨が心配されるが、青空も見られた)

(潤)

2021年6月17日 (木)

インタビュー

検分終了後、両対局者に第2局に向けてのインタビューが行われました。まずは藤井棋聖から。

Photo_17 (インタビューに応じる藤井棋聖)

―第1局を振り返って

藤井 久しぶりのタイトル戦で緊張もありましたが、最後まで集中して指すことができたかなと思っております。

Photo_18 (撮影用にマスクを外した藤井棋聖)

―淡路島の印象はいかがですか?

藤井 海が見える対局室を用意していただいて、また、食べ物もすごくおいしいだろうと思っています。

Photo_19

―第2局の抱負をお願いします

藤井 明日も自然体で臨めればって思っています。それほど手番を気にしているわけではありませんが、先手番で戦型を選べる立場ではあるので、自分らしさを出す展開になればなと思います。

 

Photo_20 (続いて、渡辺名人にインタビューが行われた)

―第1局を振り返って

渡辺 1局目はあまりいいところがなく、そこから間隔も開いたので、明日は気持ちも新たに向かっていきたいです。

Photo_21 (マスクを着用後、インタビューに応じる渡辺名人)

―淡路島の好きなところはどういったところでしょうか?

渡辺 もう対局で4回目です。自然が豊かで対局室から海も見えます。食べ物は全国的にたまねぎがとても有名で、米や肉魚と全部あって、温泉もありますし、対局するには理想的な環境だなと思います。

Photo_23 (インタビューの最後に、第2局への抱負を述べた)

―第2局の抱負

渡辺 1局目、あまり内容がよくなかったので、同じことにならないようにやりたいですね。

(書き起こし=飛龍記者。写真=潤)

以上で本日の掲載を終了いたします。明日もどうぞよろしくお願いいたします。

(潤)

 
 

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===