◎主菜 冷たい透明な鉢に、夏野菜がたっぷり。伊東のシンボル「大室山」を模した冷麺(ソーメン)。意表を突くパリパリのトッピングがお楽しみ。
◎添え(1) 「ウッソー!これが烏賊?」……。活きの良い烏賊はこんなにおいしい。アツアツの「烏賊シューマイ」をご堪能下さい。
◎添え(2) 暑さ対策はサッパリが一番です。ピチピチの地鯵のマリネは、伊東の海からの冷気を運びます。
◎しのぎ お口直しには、この時期、香りが身上の「新生姜ご飯」がぴったりです。
◎デザート 季節のフルーツ、ヨーグルト・ムース、胡麻プリン、抹茶わらび餅
先にお献立を紹介します。昼食の画像は、もうしばらくお待ちください。
(烏)
【解説】中村 修九段 ・ 野田澤彩乃女流1級
【日時】2009年7月9日(木)16時30分開場、17時開始
【会場】千駄ヶ谷・将棋会館2階研修室(全席自由・70席)
【入場料】
一般 2000円
支部会員・女性・学生・60歳以上・障害者1500円
※道場入場者は当日の手合カード提示で500円割引
※次の一手終了後の入場は500円割引
(割引サービスの併用は出来ません)
【問い合わせ先】
日本将棋連盟 道場 03-3408-6167
※なお、現地解説の予定はありません。あらかじめご了承ください。
12手目は作戦の岐路です。角換わりには腰掛け銀、早繰り銀、棒銀と3つの作戦がありますが、腰掛け銀は銀だけでなく桂も使っていくので持久戦の将棋になりますね。早繰り銀と棒銀は急戦のジャンルといえます。
当初は、一手損角換わりを直接的にとがめるなら、早繰り銀が有効ではないかと言われていました。棋聖戦第2局を見ていただけばわかるように、早繰り銀に対して後手は△8五歩と飛車先を突き、反撃を目指す形になります。
要するに、後手はまるまる一手遅れた形で、従来の早繰り銀対腰掛け銀の定跡を踏襲しなければいけない。一手損を直接とがめるというのは、こういう意味です。
ところが最近、この戦型は後手がずいぶんと分がいい。木村さんも棋聖戦の挑戦者決定戦をはじめ、他棋戦でも勝ちまくってるんですね。
一般的に角換わりでは、腰掛け銀>早繰り銀、早繰り銀>棒銀、棒銀>腰掛け銀というジャンケンの法則が当てはまります。どうやらこの場合は、腰掛け銀>早繰り銀の法則の方が、手の損得よりも大きいようです。(勝又六段・談)
(烏)