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2024年6月

2024年6月17日 (月)

午前のおやつ

10時、午前のおやつは、藤井棋聖が「三色だんご」、「冷たい抹茶」。 山崎八段が「あんバターシュー」、「リンゴジュース」です。

Dsc_7823(藤井棋聖の注文したおやつ)

Dsc_7818(三色だんご)

Dsc_7834001(山崎八段が注文したおやつ)

Dsc_7848(あんバターシュー)

Dsc_7856(大盤解説会で聞き手を務める山口恵梨子女流三段)

(琵琶)

対局開始

Dsc_7754(9時、両者が一礼して対局が始まった)

Dsc_7770(藤井棋聖の初手は▲2六歩)

Dsc_7781(山崎八段の2手目は△3四歩だった)

Dsc_7798(報道陣や関係者が退出し、対局室に緊迫した空気が流れる)

(琵琶)

対局開始前の様子

Dsc_7560_2(8時48分、挑戦者の山崎八段が対局室に姿を見せた)

Dsc_7590(信玄袋から対局に必要な道具を取り出す)

Dsc_7602(藤井棋聖の入室は8時49分、颯爽と上座に向かう)

Dsc_7696(駒を並べる両対局者)

Dsc_7667(藤井聡太棋聖)

Dsc_7706(山崎隆之八段)

(琵琶)

大盤解説会

【東京=駒テラス西参道】
チケットは下記サイトから当日まで受け付けています。参加者全員に 「祝!将棋連盟百周年」の冊子をプレゼント。解説者・聞き手の揮毫色紙を抽選でプレゼント。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02f3ekz2tws31.html

料金=5000円 時間=6日15時から終局まで
出演者=黒沢怜生六段、青嶋未来六段
先着40名

なお、現地大盤解説会はすでに申し込みを締め切っております。

動画中継

対局当日はABEMA、囲碁将棋プラス(YouTube、対局室映像は無料、解説配信は有料)、囲碁・将棋チャンネル(CS放送)で動画中継されます。

【ABEMA】
時間=8時30分から終局まで
出演者=屋敷伸之九段、田中悠一六段、塚田恵梨花女流二段、加藤結李愛女流初段
https://abema.tv/channels/shogi/slots/DchkSkHW9MqAb9

【囲碁将棋プラス】
時間=8時40分から終局まで
出演者=深浦康市九段、本田小百合女流三段

<無料=対局室映像>
https://youtube.com/live/0pijClEOOY8
<有料=解説配信>
https://youtube.com/live/9cMp81E2pFQ

【囲碁将棋プラス(トークイベント)】
時間=14時から16時
出演者=井出隼平五段、武富礼衣女流初段ほか
<有料=みんなでしゃべろう!棋聖戦トークライブ>
https://youtube.com/live/AW73MwgwIFQ

【囲碁・将棋チャンネル】
時間=9時5分~12時、13時~19時20分
※放送時間延長の場合あり。解説内容は囲碁将棋プラスと同じ。

本日のスケジュール

おはようございます。今朝の岩室温泉は晴れています。
本日のスケジュールは下記の通りです。

09:00 対局開始
10:00 午前のおやつ
12:00 昼食休憩
13:00 対局再開、現地解説会開始
15:00 午後のおやつ

Dsc_7536(朝から日差しが強い岩室温泉・高島屋の庭園)

(琵琶)

2024年6月16日 (日)

前夜祭(4)

Dsc_7440(明日の見どころと題したトークショー)

Dsc_7475(中村修九段)
「藤井さんに対して挑戦するのは超トップ棋士かえらく若手かという強い雰囲気があった中で、トップ棋士の山崎さんがベテランながら挑戦者になったっていうことは、ある意味同じベテラン棋士の私も勇気をもらうような感じがありますし、一体どういう将棋を指されるのかなっていうのは興味は非常にあります」

Dsc_7374 (梶浦宏孝七段)
「戦型は山崎さん次第で、後手一手損角換わりを目指すんじゃないかと思います」

Dsc_7399 (吉田響太三段)
「早めに△4四歩と止めて、雁木模様の将棋を目指す気がします」

Dsc_7408(司会の山口恵梨子女流三段)

Dsc_7523(閉会のあいさつは古田秀衛・高志の宿高島屋「株式会社花結」代表取締役社長が務めた)

本日の中継は以上です。
明日の中継もお楽しみに!

(琵琶)

前夜祭(3)

Dsc_6758(前八寸。蛸柔煮、玉蜀黍真丈、スモークサーモン桂巻、黄味辛子、才巻海老塩茹で、人参カステラ)

Dsc_7248(御椀「清汁仕立」)

Dsc_7271 (お造り。鯛、鱸、鮪)

Dsc_7284(焼物。甘鯛柚香焼)

Dsc_7498(お食事。浅利御飯、香乃物、味噌汁)

(琵琶)

前夜祭(2)

Dsc_6993(両対局者に花束が贈呈された)

Dsc_7056(両対局者の決意表明)

Dsc_7070(藤井聡太棋聖)
「本日は棋聖戦第2局の前夜祭に、お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。始めに、この棋聖戦を主催していただいております産経新聞社さま、特別協賛のヒューリックさま、今回の対局場である高島屋さん、関係各位の皆様に厚くお礼を申し上げます。 この高島屋さんでは長年、棋聖戦の対局を開催していただいておりまして、今年もこうして訪れることができて大変うれしく思っています。昨年は包丁をいただいたと記憶しておりまして、(料理ができない)私には扱えなかったんですけれども(笑)、今回はナイフとフォークセットということで、ぜひ自宅でも思っております。この一局を通して、集中をして、皆さまに最後まで楽しんでいただけるような将棋が指せればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします」

Dsc_7116(挑戦者・山崎隆之八段)
「皆様こんばんは。こんばんは。本日は第95期ヒューリック杯棋聖戦第2局の前夜祭にお越しいただきありがとうございます。 95期と長年にわたって主催していただいております、産経新聞社さま、特別協賛のヒューリックさま、対局場の高島屋様をはじめに棋聖戦を盛り上げていただき、誠に感謝申し上げます。原田先生が新潟出身ということは知ってはいたんですけども、燕市の出身ということは知りませんでした。私がプロになったときに、年に1回行われる連盟の総会で『原田は』から始まる演説が遠目から見て、かっこいい方だなと思っていました。実は若い頃に『生涯青春』を1度書いたことがあったんですけども、私にはちょっとまだ恥ずかしいなということで、書かなかったんですけど、40代になり、やはり藤井棋聖のような強い人たちがどんどん出てきて苦しさを感じる中で、少し原田先生の言葉を思い出して楽しむことが大切なんじゃないかなということで、自分を奮い立たせるために書いたというのがあります。まさかその縁のある高島屋さんで対局を指せることになるとは夢にも思っていませんでした。本当にそんな素敵な縁がありますので、明日の第2局は藤井棋聖に少しでも迫って、『名局の宿』にふさわしい対局を指せるように頑張りたいと思います」

Dsc_7189(堀峰一・西蒲区長)
「西蒲区は山があり、海がございます。そして、高島屋さんをはじめとして新潟市の唯一の温泉街があり、 広大な田園が広がっております。そして、そこで取れるお米、野菜、果物、そしてお酒に至りましては、日本酒、地ビール、 ウイスキー、なんでも作っています。皆様が新潟と想像して思い浮かべるもの、全てそろっているのが西蒲区でございます」

Dsc_7223(乾杯の音頭を取る堀西蒲区長)

(琵琶)

前夜祭(1)

Dsc_6803(井崎規之・新潟市副市長)
「おふたりが熱い戦いを繰り広げられることを期待しております。そして、私を含めて世間では、お二方がお昼に何を召し上がるのか、おやつは何を選ばれるのかについても注目が集まっています。 今回、新潟市としてお二方に召し上がっていただきたい、おやつの候補をインターネット投票で決定しました。およそ3000人の方から投票いただき、6品選定いたしましたので、 お二方には対局でお召し上がりいただきたいと存じます」

Dsc_6861_2(鈴木力・燕市長)
「開催地の新潟市ではない、燕市長がなぜいるのかという言い訳をいつもしているんですけれど(笑)。燕市は元日本将棋連盟会長の原田泰夫九段の出身地です。やはりお隣の市で開催されるのであれば、原田さんのお仕事としては歓迎の言葉を述べなければならないということがあります。 これは建前なんですけど、本音は無類の将棋好きでございます(笑)。山崎八段の揮毫に「生涯青春」と書かれているそうで、そのきっかけになったのが原田泰夫九段の言葉からという記事を見て、すごく縁を感じております。その原田九段は、この高島屋さんを「名局の宿」という風に称されました」

Dsc_6879(燕市の名産品が贈られる)

Dsc_6899(本田誠・産経新聞東京本社文化部部長)
「まず、1月の能登半島地震で被害に遭われた新潟市の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。能登半島地震で新潟市は最大震度5強を観測し、建物の被害は1万棟を超え、重軽傷を負われた方もいらっしゃいました。 こちら高島屋様では、建物の被害はなかったものの、地震が理由と見られるキャンセルが相次ぎ、 切ない思いをされたと聞いております。棋聖戦で長年お世話になっております主催者といたしましては、今回の対局が皆様を少しでも力づける機会になればと願っております」

Dsc_6922(日本将棋連盟常務理事・片上大輔七段)
「棋聖戦は非常に歴史があります。年に2回やっていたこともありましたので、 期数としては今期で95期と将棋界でいちばん長いタイトル戦ということになっております。また、エポックが多く生まれる棋戦としても知られており、初タイトルが棋聖だったという棋士は過去にたくさんおられます。藤井さん自身もそのひとりです。もし今期で藤井さんが勝てば永世棋聖で初めてです。山崎さんが勝てば初戴冠ということで、いずれにしても何か初めてのことが起き、今年もまたひとつ歴史が刻まれます」

(琵琶)

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