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2020年6月

2020年6月 8日 (月)

対局準備(2)

Photo_11 (両者がそろったところで一礼後、渡辺棋聖が駒箱を開ける)

Photo_12(駒を並べる渡辺棋聖)

Photo_13(同じく藤井七段)

Photo_14(振り駒の結果は「と」が3枚。藤井七段の先手番に決まった)Photo_15

(康太)

対局準備(1)

Photo_10 (8時40分の特別対局室。報道陣が取り囲むが、まだ両者の姿はない)

Photo_5(今朝は藤井七段が先に入室。8時43分だった)

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Photo_8 (渡辺棋聖は8時46分に入室)

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(康太)

対局開始

Photo_16(定刻の9時。対局が開始された)

Photo_23 (第1局の先手番は藤井七段。初手は▲7六歩)

Photo_2(渡辺棋聖は△8四歩と突いた)

Photo_22 (開始直後の特別対局室)

(康太)

おはようございます

おはようございます。渡辺明棋聖に藤井聡太七段が挑戦する。第91期ヒューリック杯棋聖戦(主催:産経新聞社、特別協賛:ヒューリック株式会社)の五番勝負がいよいよ開幕します。第1局は6月8日(月)東京都渋谷区、東京・将棋会館「特別対局室」で9時開始。持ち時間は各4時間。 昼食休憩は12時~13時。立会人は深浦康市九段、記録係は中沢良輔三段(飯野健二八段門下)が務めます。開幕局ということで、先後は振り駒で決定されます。

また、本局はABEMAでライブ中継が行われます。8時30分放送開始で、解説は郷田真隆九段、本田奎五段、聞き手は本田小百合女流三段、安食総子女流初段が担当します。棋譜・コメント入力は吟記者が、本ブログの更新は康太が担当します。よろしくお願いします。

【産経新聞社】 https://www.sankei.jp/

【ヒューリック株式会社】 https://www.hulic.co.jp/

【ABEMA】https://abema.tv/channels/shogi/slots/DjSJCu8Rejkans

(康太)

2020年6月 4日 (木)

藤井七段インタビュー

感想戦終了後、藤井七段にインタビューが行われました。インタビュワーと別室で、距離を取った形でのインタビューとなりました。292_800

――改めて今の気持ちを教えてください。
藤井七段 今日は対局に集中しようと思って臨みました。挑戦するという実感は湧かないですが、気持ちを入れ替えて第一局に臨みたいと思います。


――これまでの記録と比べて、今の気持ちは違いますか。
藤井七段 これまでタイトル戦の舞台まで行けなかったので、今回達成できて、前に進めたのかなと思います。

――渡辺明棋聖についておしえてください。
藤井七段 攻めが鋭い印象で、また、特に最近充実されているなという印象です。

以上で本局の中継は終了です。ご観戦ありがとうございました。

まもなく開幕の五番勝負もぜひご覧ください。

(文責・独楽)

感想戦

感想戦は10分ほどで終了。その後、改めて藤井七段にインタビューが行われました。

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(藤井七段)

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(永瀬二冠)

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(独楽)

終局直後

終局直後、両対局者にインタビューが行われました。

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(挑戦権獲得の藤井七段)

【藤井七段インタビュー】

――本局を振り返っていかがでしょうか。
藤井七段 そうですね。少し意外だったのですが、途中から自信がない展開になってしまいました。

――初挑戦を勝ち取ったお気持ちは。
藤井七段 挑戦することができて、うれしく思います。また、五番勝負がすぐあるので準備したいと思います。

――タイトル挑戦最年少記録更新になりましたが、そのお気持ちは。
藤井七段 そうですね、そういう形になったことはうれしく思います。

――タイトル獲得の最年少記録もかかってくるわけですが、その辺りは意気込みは。
藤井七段 相手が渡辺明棋聖が大変充実されている方ですが、一生懸命勝てるように頑張りたいと思います。

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(敗れた永瀬二冠)

【永瀬二冠インタビュー】

――本局を振り返っていかがでしょうか。
永瀬二冠 とても判断が難しかったのですが、中終盤の精度が低く、残念でした。

――先手になり相掛かりを志向したのは用意の研究だったのでしょうか。
永瀬二冠 そうですね。用意した作戦ではありました。

――中盤までさせている印象でしたか。
永瀬二冠 分からなかったのですが、△3六銀と打たれたところで、もう少しいい対応があったのかなと思います。

――公式戦では初めて藤井七段と指されたわけですが、印象は。
永瀬二冠 やはり△3六銀など読んでいない手を指されたので、そういうときの対応が大事なのかなと思います。

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(文責・独楽)

藤井聡七段が挑戦権を得る

Kisei202006040101100100手まで、藤井聡太七段が勝ちました。終局時刻は19時44分。消費時間は▲永瀬3時間59分、△藤井3時間59分。これにより藤井聡七段の挑戦が決まり、同時にタイトル挑戦の歴代最年少記録を更新する見込みとなりました。第91期棋聖戦五番勝負は6月8日(月)、東京・将棋会館で開幕する予定です。

(八雲)

必死の頑張り

95▲4四馬はつらいながらの必死の頑張り。永瀬流のあきらめない受けです。形勢は後手が順調にリードを広げています。しかしながら、先手も▲8一馬が詰めろになりますから、後手も1手間違えば一気に奈落の底に突き落とされるでしょう。

(独楽)

急転直下

80前の記事で大変と紹介した局面で、永瀬二冠が疑問手を指してしまったようで、急転直下。後手優勢になったようです。

(独楽)

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