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2020年6月 4日 (木)

終局直後

終局直後、両対局者にインタビューが行われました。

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(挑戦権獲得の藤井七段)

【藤井七段インタビュー】

――本局を振り返っていかがでしょうか。
藤井七段 そうですね。少し意外だったのですが、途中から自信がない展開になってしまいました。

――初挑戦を勝ち取ったお気持ちは。
藤井七段 挑戦することができて、うれしく思います。また、五番勝負がすぐあるので準備したいと思います。

――タイトル挑戦最年少記録更新になりましたが、そのお気持ちは。
藤井七段 そうですね、そういう形になったことはうれしく思います。

――タイトル獲得の最年少記録もかかってくるわけですが、その辺りは意気込みは。
藤井七段 相手が渡辺明棋聖が大変充実されている方ですが、一生懸命勝てるように頑張りたいと思います。

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(敗れた永瀬二冠)

【永瀬二冠インタビュー】

――本局を振り返っていかがでしょうか。
永瀬二冠 とても判断が難しかったのですが、中終盤の精度が低く、残念でした。

――先手になり相掛かりを志向したのは用意の研究だったのでしょうか。
永瀬二冠 そうですね。用意した作戦ではありました。

――中盤までさせている印象でしたか。
永瀬二冠 分からなかったのですが、△3六銀と打たれたところで、もう少しいい対応があったのかなと思います。

――公式戦では初めて藤井七段と指されたわけですが、印象は。
永瀬二冠 やはり△3六銀など読んでいない手を指されたので、そういうときの対応が大事なのかなと思います。

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(文責・独楽)

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