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▲福間-△大島戦は、85手で福間女流王位が勝ちました。終局時刻は17時55分。消費時間は▲福間女流王位3時間11分、△大島女流二段3時間59分(持ち時間は各4時間)。勝った福間女流王位は2連勝となり、女流王位の防衛まであと1勝に迫りました。第3局は5月23日(土)に福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で指されます。
(胡桃)
大島女流二段、△3三銀(66手目)と指して残り10分になりました。懸命の防戦が続いていますが、依然として飛車落ちのような状況でつらい限り。福間女流王位はまだ1時間以上残していて、時間の使い方次第では早い決着になりそうです。
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福間女流王位、▲5五角(55手目)と天王山に急所の角を打ちました。桂と香の両取りで厳しい一手。振り飛車好調です。大島女流二段は△6四銀と受けて粘りに出ます。後手は飛車が使えていないので、長引かせてチャンスを待つ姿勢で指すよりありません。先手は紛れを与えずにリードを広げたいところです。
対局場の周辺を歩くと、色とりどりの花が目に入りました。チューリップ、桜、そして北海道といえばライラック。5月中旬から開催される「さっぽろライラックまつり」は初夏の訪れを告げるイベントです。ライラックは房状の花と甘い香りが特徴。花弁は通常4枚ですが、花弁5枚のライラックは「ラッキーライラック」と呼ばれ、四つ葉のクローバーのように幸運の象徴とされます。
午後になって△5五銀(42手目)と駒がぶつかり、本格的な戦いに入りました。▲6七銀△7四歩▲4五金△6六銀▲同銀△同角▲7七角△同角成▲同桂と進んでいます。
銀交換、角交換と駒がさばけて振り飛車ペースの感があります。居飛車は浮き飛車が攻めにも受けにも使えず働きが悪いのが気になるところ。先手は次に▲6六角、▲5五角、▲5三歩と攻める手に困らず、後手がすべてを受けるのは難しそうです。開き直って勝負に出たいところですが、甘い手は指せません。大島女流二段が時間を使っています。
15時、現地大盤解説会が始まりました。深浦九段と齊藤優四段、師弟コンビのダブル解説です。
15時、午後のおやつの時間になりました。福間女流王位はフルーツ盛り合わせ、アイスミルクティー、アップルジュース。大島女流二段は“シマエナガ” フェ デ フォレスティエール、アップルジュースを注文。大島女流二段が選んだケーキはかわいらしいシマエナガを模したもの。フロマージュブラン、アプリコットのゼリーとムースを使ってさっぱりとした味わいに仕上がっています。
控室では深浦九段と齊藤優四段が師弟で継ぎ盤を挟んで検討しています。両対局者が時間を使うじっくりとした展開は、どう間を持たせるか解説者の力量が問われるもの。大盤解説会を担当する齊藤優四段を案じてか、深浦九段が「こういうときはどう話すの」「こうやったらどうなるんですか」と質問を飛ばして齊藤優四段がたじたじになる場面も。愛のムチです。
対局室には大島女流二段が先に戻っていました。表情は険しく、決戦前の難所を迎えていることがうかがえます。福間女流王位が戻ってきてしばらくすると深浦九段が再開を告げて、福間女流王位が盤上に手を伸ばしました。
12時、福間女流王位が8分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲福間女流王位1時間50分、△大島女流二段54分。昼食は福間女流王位が生寿司8貫とお蕎麦のセット、アイスミルクティー。大島女流二段が海老天婦羅・刺身定食、ウーロン茶。生(なま)寿司は握り寿司のこと。ネタは中トロ、サメガレイ、ボタンエビ、ホッキ、カニ、穴子、ウニ、イクラです。対局は13時に再開されます。