« 2026年4月 | メイン

2026年5月

2026年5月22日 (金)

関係者懇親会(4)

両対局者の退場後、中田八段と木村女流初段が明日の見どころを語りました。

20260522a7v01511

20260522a7v01514(立会人と現地大盤解説を務める中田八段)

「福間さんは、いま2連勝しています。五番勝負なので、大島さんが1回勝ったら勝負は分からなくなります。福間さんは明日、勝負をつけちゃおうと普通は考えるはずです。同じ後手番でも、第1局で千日手でもいいよと角交換振り飛車を投入したときと、いまでは考え方が違うでしょう。勝負を決めにいく作戦で何を選ぶかですが、私は三間飛車か四間飛車を予想します」

20260522a7v01525(木村女流初段)

「同じ振り飛車党という意味では、福間さんに頑張ってほしい。でも、私は大島さんに将棋を教わったことがあり、その姿勢に感銘を受けました。素晴らしい方なので、大島さんにも頑張ってほしいなと思います」

20260522a7v01529(中締めの挨拶は許斐博史・飯塚市副市長が行った)

(書き起こし=紋蛇)

(玉響)

関係者懇親会(3)

20260522a7v01485(乾杯の発声は若山征洋・日本将棋連盟福岡支部連合会理事長)

「明日の飯塚対局、名局が生まれるように祈念したいと思います」

20260522a7v01491(佐竹康峰・日本将棋連盟常務理事 )

「女流王位戦が始まった1989年は株価がピーク、振り返ればバブルのピークでした。それから37年間は日本が経済的に苦しい時期でしたが、ずっと支えてくださった西日本新聞社さま、新聞三社連合さまに重ねて感謝したいと思います。 対局場の麻生大浦荘は、対局室から庭が見えます。日本庭園でありながら、大正ロマンを思わせる独特のモダンな趣がある庭だと思いました。対局者にとって、心を休める素晴らしい場所なるのではないかと思います」

20260522a7v01498(鹿野圭生・日本女子プロ将棋協会理事)

「戦型は、まだ福間さんが真ん中に飛車を振っていないので、そろそろ(中飛車)じゃないのかなと。それに対して大島さんがどうするか。私はガッチリ囲うんじゃないかなと思いますね。そうやってから攻めたほうが、ちょっとでも勝てる確率が上がると思うからです。長い将棋になると予想しております」

(書き起こし=紋蛇)

(玉響)

関係者懇親会(2)

20260522a7v01407

20260522a7v01413(福間女流王位)

「明日は第3局がありますが、ここ福岡県に対局者としてくることができて大変幸せに思っています。いま持っている全力を尽くせるように頑張ってまいりたいと思います」

20260522a7v01419_2 (大島女流二段)

「歴史と格式のある麻生大浦荘で対局することができ、とても光栄でうれしく思っております。シリーズは苦しい状況になりましたが、明日は目の前の一局に集中し、全力で臨めればと思っております」

20260522a7v01434(記念品贈呈)

20260522a7v01450(花束贈呈)

20260522a7v01465

(書き起こし=紋蛇)

(玉響)

関係者懇親会(1)

18時頃に開催された懇親会の模様をお送りいたします。

20260522a7v01396_2 (田川大介・西日本新聞社代表取締役社長)

「福間女流王位が防衛に王手をかけ、大島女流二段が追う展開になっています。これまでの2局は内容が濃い、福間女流王位に挑戦する大島女流二段のひたむきな姿に多くのファンの心が動かされています。対局会場である麻生大浦荘は歴史と格式を感じさせるすばらしい場所であります。美しい庭園と落ち着いた佇まいは、まさに静と動が交差する将棋の舞台にふさわしく、対局者の繊細な思考と熱い勝負をより一層引き立ててくれることと思います」

20260522a7v01405(武井政一・飯塚市長)

「女流将棋界の八大タイトルのひとつ、女流王位戦を飯塚市でお迎えして、昨年に続いて開催できることを光栄に、またうれしく思っています。会場の麻生大浦荘は大変に格調が高く、秋の紅葉時期には特別公開されています。黄色と赤の木々、伝統的な庭園、邸宅が一体となって美しいです。女流王位戦をやっていただいて、飯塚市の将棋文化が発展してほしい。子ども大会もあわせて開催しており、将棋を愛好してプロ棋士を目指すような子どもが出てくれればと思います」

(書き起こし=紋蛇)

(玉響)

対局検分

記念撮影後は、対局室の検分に移りました。
検分では使用する盤と駒、照明や日差し、室温や騒音などが対局を行うに当たって問題ないかを確認します。

20260522a7v01229

20260522a7v01126(福間香奈女流王位)

20260522a7v01160_2(大島綾華女流二段)

20260522a7v01168

20260522a7v01244

20260522a7v01286

20260522a7v01313(検分終了後は、西日本新聞こども記者と記念撮影に応じた)


(玉響)

記念撮影

16時30分頃、対局場の「麻生大浦荘」で両対局者の記念撮影が行われました。

20260522a7v01073


(玉響)

第3局は飯塚市で開催

福間香奈女流王位に大島綾華女流二段が挑戦する第37期女流王位戦五番勝負は、福間女流王位の2連勝で第3局を迎えました。
対局は5月23日(土)9時から福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で行われます。

第3局の先手番は大島女流二段です。持ち時間は各4時間。昼食休憩は12時から13時まで。立会人は中田功八段、記録係は山口稀良莉女流初段。現地大盤解説会は、中田八段と木村朱里女流初段が出演します。観戦記担当は池田将之さんです。

本局の中継は棋譜コメントを紋蛇、本ブログを玉響が担当します。よろしくお願いいたします。


【棋譜再生ページ】
http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/kifu/37/joryu-oui202605230101.html

【主催:新聞三社連合】
【主催:日本将棋連盟】
【主催:日本女子プロ将棋協会(LPSA)】
https://joshi-shogi.com/
【第3局主催:西日本新聞社】
https://c.nishinippon.co.jp/


(玉響)

2026年5月12日 (火)

感想戦

Dsc06919

Dsc06955

Dsc06975

Dsc06992001

Dsc07013

Dsc07200

Dsc07117

Dsc07152

(文)

大盤解説会で振り返る

両対局者は大盤解説会に移動してファンの前で一局を振り返りました。

Dsc06913

Dsc06880

Dsc06901

(文)

終局直後

Dsc06750

Dsc06828

――控室ではさばきがうまくいったと見ていたが、どうだったか。
福間 手に乗って攻めることができたのでまずまずかなと思っていました。
――攻めが続いたあたりはどう見ていたか。
福間 こちらの玉が堅いので着実に迫っていければと思っていました。
――一局を振り返って。
福間 途中はちょっと予定変更があったりしたんですけど……。一手一手難しかったかなと思いました。
――予定変更というのは。
福間 ▲9八香(33手目)と上がるところで先に▲5七金とか、そのあと▲5九角引いたりするところとか、選択を間違えたかなと思っていました。
――▲9八香は70分の長考だった。
福間 次に▲7五歩と取れるのかなと思っていたんですけど、こちらも怖くて。あのあたりは少しあまり整理ができていなかったかなと思いました。
――次局に向けて。
福間 体調管理に気をつけて力を尽くせるように頑張りたいと思います。

Dsc06859

――仕掛けのあたりはどう見ていたか。
大島 形勢はわかっていなかったんですけど、銀を引く手(▲6七銀=43手目)を軽視していて、▲4五金(45手目)のあたりを軽視してしまって。それなら取って取って(△5六銀▲同銀)のほうがよかったかなと思います。
――振り飛車の角がさばけたあたりは。
大島 金と角を働かせてしまったので苦しいかなと思っていました。
――受ける展開になった。
大島 玉が薄いので厳しいかなと思っていました。終盤は△6七角(52手目)と打ったあたりだともう少しほかの手があったかなと思ったんですけど、思った以上に手が思い浮かばなくて……。もうちょっと工夫した手を指すべきでした。
――一局を振り返って。
大島 さばかせてしまって苦しい展開になってしまったので、少し残念な一局です。
――次局に向けて。
大島 切り替えて頑張りたいと思います。

(文)

カテゴリ

ブログ内検索

  • Loading